電気情報工学実験(電気情報工学科専門科目) 2005年度
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科目名:電気情報工学実験(英文科目名:Laboratory in Electric and Information
Engineering)
2単位 必修 電気情報工学科1年 通年
担当教官: 森 夏樹(居室:専攻科棟5階)
Tel:0285-20-2228 E-mail:mori@oyama-ct.ac.jp
中山 光幸(居室:電気・物質棟1階)
Tel:0285-20-2231 E-mail: nakayama@oyama-ct.ac.jp
土田 英一(居室:電気・物質棟2階)
Tel:0285-20-2227 E-mail: tsuchida@oyama-ct.ac.jp
北野達也(居室:電気・物質棟1階)
Tel:0285-20-2241 E-mail:kitano@oyama-ct.ac.jp
鈴木真ノ介(居室:電気・物質棟2階)
Tel:0285-20-2240 E-mail:shin-s@oyama-ct.ac.jp
授業目的:
1.基礎的な静電気現象・磁気現象・電気回路特性を実践的に体得する。
2.基礎力・応用力・洞察力を修得する。
3.実験報告書をまとめる力を養う。
達成目標:
1.実験目的とその内容が説明できる。
2.実験機器の適切な操作が出来る。
3.実験結果を適切な方法で処理できる。
4.学生個人の実力に合わせて、実験結果より発展させた考察が出来る。
・・・プログラムの学習・教育目標 :(A), (B), (C)
JABEE 基準 1 の(1)との関係:(a), (c), (d), (e), (f),
(g), (h)
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教科書:
小山高専電気情報工学科編「電気情報工学実験 テキスト」小山高専電気情報工学科
参考書:
講義で使用している各種テキスト
実験指導教官が準備する各種テキスト
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授業内容:
(前期テーマ)実験ガイダンス 2週
9グループに分けて1から6のテーマは1週1テーマとする
(3週実験+1週レポート作成指導)
7のテーマについては3週で試作、1週で測定制度の確認をする。
1.静電気現象(電荷とクーロンの法則)
2.静電界(電気力線と等電位線)
3.オシロスコープの使い方
4.電流磁界(アンペアの法則、ビオ・サバールの法則、フレミングの法則)
5.電磁誘導(レンツ・ファラデーの法則)
6.光の特性(偏光子、回折格子等の働き、光の回折)
7.テスターの試作とその測定制度の確認
(後期テーマ)実験ガイダンス 2週
9グループに分けて1週1テーマとする(3週実験+1週レポート作成指導)
1.力学量と電気量のエネルギー変換
2.コンデンサの充放電(CR直列・並列回路特性)
3.回転磁界(渦電流と誘導起電機の仕組み)
4.電磁力(平行電流導体間に働く力)
5.誘導起電力(変圧器の働き)
6.交流・直流のRLC回路特性
7.ヘルツの実験(電磁波の送受信)
8.ジュール熱の実験
9.波形観測(リサージュ図形)
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評価方法:
実験報告書の内容 80 %、実験結果報告時の口頭試問の内容 20 %
評価にあたっては、原則として全ての実験報告書が期限内に提出されている事が必須条件である。
連絡事項:
1. 各テーマの実験を行う前に、十分な予習をしておく事が求められる。
2. 実験時間内に与えられたテーマを全て実験し、結果を指導教官に口頭で報告する。
報告された結果に応じて、指導教官より個々に質問や考察テーマが与えられる。
3. 次回の実験までに報告書を作成し、指導教官に提出する。
4. 欠席等により実験に参加できなかった場合は後日、各個人で実験する。
5. 理解困難な点は随時学習相談に応じる。電子メールでも受け付ける。
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