情報工学T              2005年度

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科目名:情報工学T(英文科目名:Information Engineering TheoryT)

        2単位 電気情報工学科2年 通年 講義+演習

担当教官:小林幸夫 (居室:電気物質棟2階)       

    Tel:0285-20-2226   E-mail: ykoba@oyama-ct.ac.jp

授業目的:

1.Visual Basicを用いてプログラムの基本構造である制御構造、条件判断、場合分け、繰り返し処理、配列を理解する。

2.各種プロシジャを使用したプログラムを作成、実行する方法を理解する。

3.さらに、グラフィックやデータファイルについても理解する。

 

達成目標:

1.Visual Basicを用いた基本的なプログラムを作成、実行することができること。

2.プログラムの制御構造について説明できること。

3.各種プロシジャを使用できること。

4.グラフィックの表示原理を説明できること。

 

技術者教育プログラムの学習・教育目標: A-1

 JABEE基準1の(1): d(2-a)

 

 

カリキュラム中の位置づけ

 この科目を学ぶために、前年度までの履修科目で本科目と関連性のある科目

    情報工学T

現学年でこの科目と関連性のある科目

 

次年度以降に学ぶ、この科目に関連性のある科目

    情報工学U

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教科書:若山芳三郎著「学生のためのVisual Basic」東京電機大学出版局

 

参考書:山住、森、小池共著「理系のためのVisual Basic実践入門」技術評論社

 

授業内容:

1.Visual Basicアプリケーション作成の手順と操作方法(2週)

    2.文字を表示するプログラム(2週)

    3.簡単な計算(4週)

     変数の使い方、関数計算

    4.分岐処理(4週)

          構造化プログラミング、If, Select Case

    5.場合分け(2週)

    6.繰り返し(4週)

          For...Next, Do...Loop

7.                            組み込み関数(2週)

8.配列変数(最大値、並べ替え処理等)(4週)

          一次元配列、二次元配列

    9.ジェネラルプロシージャ(4週)

     Sub, Function

    10.グラフィックス(2週)

            グラフィカルコントロール、グラフィックスメソッド

 

 

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法:

  1.期末試験において60%以上の成績で評価する。

  2.        〃

  3.        〃

  4.        〃

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評価方法:

  評価は下記のように総合して行う。

  1.期末試験(80%)

2.課題(実習課題完成度及び提出レポート)(20%)

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連絡事項:

1.プログラミング技法を修得するとともに、論理的思考能力を高めることを期待する。

2.講義を最初に行い、関連した課題を実際にVisual Basicを用いてプログラムを作成する。

 3.学習の達成度は、課題の閲覧チェック状況、演習問題の閲覧チェック時に伝える。

 4.講義時間以外でも質問がある場合は応じる。

 5.講義時間以外に演習問題を行う場合は、情報センター演習室の利用規則に則ること。

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