電子計算機 2005年度
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科目名:電子計算機(英文科目名:Computer Engineering)
2単位 選択 5年 通年 講義
担当教官:小林 幸夫 (居室:電気物質工学科棟2階)
Tel:0285-20-2226 E-mail: ykoba@oyama-ct.ac.jp
授業目的:
1.コンピュータの中核をなすCPUとメモリからなる内部構造について、その構成法および制御方法を理解する。
2.外部メモリや入出力機器を含めたコンピュータシステム全体の構成法について理解する。
達成目標:
1.コンピュータ技術の歴史について簡単に説明できること。
2.ノイマン型コンピュータの基本ハードウェア構成について説明できること。
3.コンピュータにおける数表現について簡単に説明できること。
4.制御アーキテクチャについて説明できること。
5.演算アーキテクチャについて説明できること。
6.メモリアーキテクチャについて説明できること。
7.入出力アーキテクチャについて説明できること。
技術者教育プログラムの学習・教育目標:A-1
JABEE基準1の(1)との関係:d(2-a)
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カリキュラム中の位置づけ
この科目を学ぶために、前年度までの履修科目で本科目と関連性のある科目
情報工学T、U
現学年でこの科目と関連性のある科目
情報工学実験
次年度以降に学ぶ、この科目に関連性のある科目
オペレーティングシステム
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教科書:内田、小柳「コンピュータアーキテクチャ」
参考書:柴山 潔「コンピュータアーキテクチャの基礎」近代科学社
中川 裕司「電子計算機工学」朝倉書店
熊谷 勝彦「コンピュータ基礎講座」コロナ社
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授業内容:
1.コンピュータの進歩(2週)
2.コンピュータアーキテクチャとは(3週)
3.命令セットアーキテクチャ(ノイマン型コンピュータ、基本命令セット)(3週)
4.コンピュータにおける数表現(2進数、固定小数点、浮動小数点)(4週)
5.制御アーキテクチャ(命令実行順序制御、割り込み)(4週)
6.演算アーキテクチャ(算術演算装置、ALU)(4週)
7.メモリアーキテクチャ(仮想メモリ、キャッシュ)(4週)
8.入出力アーキテクチャ(入出力機能、入出力制御)(4週)
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各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法:
1.期末試験において60%以上の成績で評価する。
2. 〃
3. 〃
4. 〃
5. 〃
6. 〃
7. 〃
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評価方法:
1.定期試験80%
2.課題(提出レポート) 20%
連絡事項:
1.講義を中心に行う。
2.講義時間以外でも質問がある場合は応じる。
3.本人の欠席等による授業内容の欠損部分は本人の自習等による獲得を強く求める。
4.コンピュータのハードウエアに関する種々のアーキテクチュアを理解し、各種の資格試験に挑戦することを望む。
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