データベース (2005年度)
科目名 : データベース(英文科目名:Database Systems)
1単位 電気情報工学科 4年 後期 講義
担当教官: 石原 学(居室:電気・物質棟2F)
授業目的:
1. 情報社会において膨大なデータの有効活用ができる基礎的な知識を得る。
2. SQL言語の概要を理解し知識を得る。
3. コンピュータにデータベースを導入する概念を理解し知識を得る。
4. Linuxの基本的な使い方の知識を得る。
達成目標:
1.SQLの基本的な命令が説明できる。
2.コンピュータにシステム導入の経験あること。
3.システム運用の概念を説明できる。
技術者教育プログラムの学習・教育目標: (A-3)(B-3)
JABEE基準1の(1)との関係: (c),(d(2-d))
カリキュラム中の位置づけ
この科目を学ぶために、前年度までの履修科目で本科目と関連性のある科目
電子情報工学、情報工学T、情報工学U
現学年でのこの科目と関連性
電子計算機
次年以降に学ぶ、この科目に関連性のある科目
オペレーティングシステム、信号処理、ディジタル回路
教科書:田中ナルミ, 阿部忠光「標準MySQL」,ソフトバンクパブリッシング
参考書:適時、連絡する。
授業内容
1 基本的なSQL (2週)
2 データ型 (1週)
3 ユーザ管理 (1週)
4 インデックス (1週)
5 ファイルインターフェイス(2週)
6 テンポラリテーブル (2週)
7 ユーザ管理(2週)
8 ユーザ認証とクオータ機能(2週)
9 仮想ドメイン・仮想ユーザ (1週)
10 セキュリティ(1週)
期末試験
各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法:
1. 期末試験において60%以上の成績で評価する。
2. 小テストおよび提出レポートの内容を設定水準で評価する。
評価方法:
評価は以下のように総合して行う。
1. 定期試験80%
2. 課題等のレポート提出(小テストを含む)20%
連絡事項:
1.講義を中心とし、時々課題や演習問題を与え、解答の提出を求める。
2.問題や課題は必ず行い、原理と実際について理解してください。
3.各種の演習も含みますので、プログラムの素養も習得します。
4.実際に少人数のグループを構成し、グループワークとしてシステム構築を経験します。