生体情報工学                 2005

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科目名:生体情報工 (英文科目名:Biological Information Engineering)

    2単位 選択 電気情報工科5年前期 義+課題

担当教官:中山光幸(居室:電気物質工学科棟1階)

    Tel:0285-20-2231 Email:nakayama@oyama-ct.ac.jp

授業目的

  1.生体情報および計測システムの特徴を理解する。

  2.基本的な生体情報の解析法と計測システムの構築法を修得する。

達成目標

  1.生体情報の計測システムの構成と特徴を説明できること。

  2.情報とは何か、そして、標本化定理を説明できること。

  3.一例として簡単な生体情報の計測・処理システムを設計できること。

技術者教育プログラムの学習・教育目標:

(A-1)科学の基本原理・法則の理解と工学への応用、(D)コミュニケーション能力

JABEEの学習・教育目標の共通基準1の(1)との関係

        (d)基礎技術とその問題解決への応用能力(1) 基礎工学の知識・能力

カリキュラム中の位置づけ

 この科目を学ぶために、前年度までの履修科目で本科科目と関連性のある科目

        確率統計、情報工学TU、制御工学、

現学年でこの科目と関連性のある科目

        信号処理

 次年度以降に学ぶ、この科目に関連性のある科目

    無し

 

教科書:フロイド・E・ブルーム他著  脳の探検 講談社

参考書:赤池弘次監修 生体のゆらぎとリズム 講談社(1999)

    福田忠彦著  生体情報論      朝倉書店(1997)

    星宮他著   生体情報工学           森北出版(1986)

  

授業内容:*

        1.脳・神経系への招待(3週)    5.生体情報解析法(2週)

        2.脳の細胞組織 (2週)             6.

        3.感覚と運動(4週)              

        4.体内環境の保持(4週)

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法:

1.                                期末試験において60%以上の成績で評価する。

2.                                課題に対する口頭発表と提出レポートの内容を設定水準で評価する。

 

評価方法

  成績は、試験得点(約7割)の他に、レポート・プレゼンテーション(約3割)で評価する。

連絡事項

  予習−事前に教科書を読み、疑問点を明確にする。

  授業−解説の他にレポートを課し、プレゼンテーション発表を行う。

  復習−参考書の例題・問題を解いて理論の理解を試みる

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