ディジタル回路                     (2005)

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科目名:ディジタル回路(英文科目名:Digital  Circuits

        2単位 選択 5年 通年 講義

担当教官:大嶋 建次 (居室:電気物質工学科棟2階)       

    Tel:0285-20-2225   E-mail: ohshima@oyama-ct.ac.jp

授業目的:

ディジタル回路技術は、電子機器設計・開発の基礎である。この科目では、ディジタル回路技術の基礎を理解するとともに、CADを利用してディジタル回路設計および動作検証法までを学ぶ。

達成目標

1.ディジタル回路素子の動作を理解し、利用できるようになること。

2.CADを利用して回路設計および動作検証ができるようになること。

 

技術者教育プログラムの学習・教育目標:(A−1),(A−2)

JABEE基準1の(1)との関係:(d(2−c),(g)

 

 

カリキュラム中の位置づけ

 この科目を学ぶために、前年度までの履修科目で本科目と関連性のある科目

     電子回路、電子計算機

 現学年でこの科目と関連性のある科目

     

 次年度以降に学ぶ、この科目に関連性のある科目

     情報伝送工学

                                             

 

教科書:伊東 規之「ディジタル回路」日本理工出版

参考書:中村 次男「ディジタル回路の基礎」日本理工出版

    中村 次男「ディジタル回路入門」日本理工出版

柴山 潔「コンピュータサイエンスで学ぶ論理回路とその設計」近代科学社

 

 

授業内容

1.数体系(1週)

2.アナログとディジタル(1週)

3.論理代数(2週)

4.カルノー図(2週)

5.ディジタルICの種類とその特性(2週)

6.基本TTLゲート回路(2週)

7.フリップフロップ(1週)

8.カウンタ(2週)

9.シフトレジスタ(2週)

10.ワンショットマルチ(1週)

11.マルチプレクサとデマルチプレクサ(1週)

12.       エンコーダとデコーダ(2)

13.       EXORゲートの応用(2週)

14.       演算回路(3)

15.       DAコンバータ(1週)

16.       ADコンバータ(1週)

17.       CADを使ったディジタル回路の設計と検証(4週)

 

 

評価方法

   評価は定期試験(60%)演習問題や課題の解答内容(40%)で行う。

連絡事項

1.授業方法は講義を中心とし、時々演習問題や課題を出して解答の提出を求める。

2.授業での内容を反復学習し、参考書の演習や教科書の問題を解いてみる。

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