電気材料
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科目名:電気材料(英文科目名:Electric Materials Engineering)
2単位 選択 電気情報工学科5年 通年 講義
担当教官:西山 衛(非常勤)
Tel:
0285-84-5513
E-mail:kgg01757@nifty.ne.jp
授業目的:
1.物質の構造の理解、物質の電気物性の基礎の理解
2.導電材料の性質と特性、並びに各種導電材料の理解
3.絶縁・誘導材料の性質と特性、並びに各種絶縁・誘導材料の理解
4.磁気材料の性質と特性、並びに各種磁気材料の理解
5.電気材料試験法の理解
達成目標:
1.物質の構造、電気物性の基礎的知識を得ること。
2.電気材料の電気・電子工学分野への応用ができる基礎的指針を与えられること。
3.電気材料試験法を理解し、方法を考えて説明できるようになること。
技術者教育プログラムの学習・教育目標: A−1
JABEE基準1の(1):d(2−a)
カリキュラム中の位置づけ
電気磁気学、電子物性等に関連し他、電気情報工学における基盤的な科目である 。
現学年でこの科目と関連性のある科目
電気機器工学
電磁エネルギー工学
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教科書:柳井久義著「基礎電気材料」実教出版(2003)
参考書:
1.香田章二、他著「電子・電気材料」コロナ社(1999)
2.鈴木正義、他著「電気材料」コロナ社 (2002)
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授業内容:
1.電気材料の基礎(5週)
2.導電材料(6週)
3.半導体材料(3週)
4.絶縁材料(6週)
5.磁気材料(5週)
6.特殊電気材料(2周)
6.電気材料試験法(3週)
各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法:
1.期末試験において60%以上の成績で評価する。
2.章末の演習問題の口頭発表と提出レポートの内容を設定水準で評価する。
3.課題に対する口頭発表と提出レポートの内容を設定水準で評価する。
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評価方法:
評価は下記のように総合して行う。
1.期末試験(80%)
2.課題(口頭発表および提出レポート)(20%)
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連絡事項:
1.授業方法は講義を中心とし,時々問題や課題を出して解答させて学習の達成度を確かめる。
2.問題や課題は必ず行い、いろいろな電気材料と市場の製品等の特性を理解すること。
3.期末試験は時間を90分とし,配布資料,計算機の持ち込みは可とする。
4.電気材料は材料の性質・特性を知ることによって電気・電子専門科目の工業への応用に
おいて、製品を作り出すのに必要な科目である。応用への知識を広げよう。
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