電力システム工学 2005年度
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科目名:電力システム工学(英文科目名:Electric Power System )
2単位 電気情報工学科5年 通年 講義
担当教官:中嶋俊一(非常勤)
授業目的:
1.水力、火力、原子力、燃料電池等電気エネルギー発生の原理と方法の理解。
2.発電機、変圧器、開閉装置、保安装置および送配電・変電設備等の理解。
達成目標:
1.水力発電の概要について説明できる。
2.火力発電の概要について説明できる。
3.原子力発電の概要について説明できる。
4.発電機,変圧器および送配電・変電設備とその運用について説明できる。
技術者教育プログラムの学習・教育目標:(A-1),(C-1)
JABEE基準1の(1)との関係:(a),(d(2-a))
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教科書:道上 努「発電・変電」電気学会(2004)
参考書:相木一男「送電・配電」電気学会(2004)
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授業内容:
1.
発変電の概要 (1週)
2.
水力発電の概要,水力設備,水車及び付属設備,水車発電機と電気設備(4週)
3.
火力発電の概要,ボイラ及び付属品,蒸気タービン及び付属設備,発電計画・熱効率計算,コンバインドサイクル発電,ガスタービン発電(6週)
4.
原子力発電の概要 (1週)
5.
原子力発電の構成要素,原子力発電の炉形式,原子力発電燃料の再処理とサイクル (4週)
6.
新しい発電とその仕組み,太陽発電,風力発電,海洋発電,地熱発電 (4週)
7.
変圧器とその運用,開閉設備と短絡容量軽減対策,母線、変成器、避雷装置(2週)
8.
調相設備と電力,力率改善の概要と計算,監視制御方法と保護継電方式(3週)
9.
電力系統,送電・配電・変電(3週)
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評価方法:
評価は次の項目の加重平均によって行う。
1. 演習問題や課題の回答内容(20%)
2. 中間、期末試験(80%)
連絡事項:
基礎理論を把握できるようにするため、必要に応じて課題を課し,これらの理解度を確認するために試験を行います。
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