信号処理 (2005年度)
科目名 : 信号処理(英文科目名:Signal Processing)
1単位 電気情報工学科 5年 前期 講義
担当教官: 石原 学(居室:電気・物質棟2F)
授業目的:
1. 基本的な信号の性質を得る。
2. 基礎的な信号処理手法の知識を得る。
達成目標:
1. アナログ信号とディジタル信号について基本的な事項が説明できる。
2. フーリエ級数展開の基本事項を説明できる。
3. DFTとFFTの存在を知る。
技術者教育プログラムの学習・教育目標: (A-1)(B-2)
JABEE基準1の(1)との関係: (c),(d(1))
カリキュラム中の位置づけ
この科目を学ぶために、前年度までの履修科目で本科目と関連性のある科目
電子情報工学、情報工学T、情報工学U、電子計算機
現学年でのこの科目と関連性
オペレーティングシステム、信号処理、ディジタル回路
教科書:中村 尚吾、「デジタル信号処理」、東京電機大出版局
参考書:適時、連絡する。
授業内容
1 ディジタル信号処理とは (1週)
2 時間連続信号と時間離散信号 (2週)
3 信号のサンプリング (1週)
4 A/D変換,D/A変換 (1週)
5 時間離散信号の変換(2週)
6 Z変換 (2週)
7 線形ディジタル信号処理システム(2週)
8 インパルス応答と周波数応答(2週)
9 基本的なディジタルシステム(1週)
10 総論(1週)
期末試験
各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法:
1. 期末試験において60%以上の成績で評価する。
2. 小テストおよび提出レポートの内容を設定水準で評価する。
評価方法:
評価は下記のように総合して行う。
1. 定期試験80%
2. 課題等(小テストを含む)20%
連絡事項:
1.講義を中心とし、時々課題や演習問題を与え、解答の提出を求める。
2.問題や課題は必ず行い、原理と実際について理解してください。
3.各種の演習も含みますので、プログラムの素養がある学生は実習することを進めます。