科目名

電子回路

英語科目名

Electronic Circuits

開講年度・学期

平成18年度・通年

対象学科・専攻・学年

電気情報工学科

授業形態

講義

必修or選択

選択

単位数

1単位

単位種類

履修単位(30時間単位)

担当教員

土田英一

居室(もしくは所属)

電気物質棟2階

電話

0285-20-2227

E-mail

tsuchida@oyama-ct.ac.jp

授業の達成目標

1.  オペアンプの動作原理を説明できること。

2.  オペアンプの基本回路(加算器、減算器、微分器、積分器)を説明できること。

3.  電源回路における整流作用、平滑作用について説明できること。

4.  電子回路における発振条件を説明できること。

5.  トランジスタを用いた発振回路の種類と特徴を述べられること。

6.  変調・復調方式の種類と原理を述べられること。

 

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法

1.〜6. 中間・定期試験の成績で評価する。

 

評価方法

 中間・定期試験の成績で評価する。

 

授業内容

1.  演算増幅器−オペアンプの動作原理(1週)、オフセット電圧の抑制方法(1週)、

オペアンプを用いた基本回路(加算器、減算器、微分器、積分器)(3週)、

オペアンプを用いたフィルター回路(2週)

    前期中間試験

2.  電源回路の設計−AC-DC変換の概念と適用例(1週)、整流回路(2週)、平滑回路(2週)、

出力安定化回路(2週)

    前期定期試験

3.  発振回路の設計−発振の原理(1週)、LC発振回路(2週)、CR発振回路(2週)、水晶発振回路(2週)

    後期中間試験

4.  変調・復調回路の設計−AM変復調回路(4週)、FM変復調回路(2週)、PM変復調回路(1週)

後期定期試験

 

キーワード

オペアンプ、電源回路、発振回路、変復調回路

教科書

須田健二・土田英一「電子回路」コロナ社(2003)

参考書

丹野頼元「電子回路 第2版」森北出版(1988)

技術者教育プログラムの学習・教育目標

(A-1) 科学や工学の基本原理や法則を身につける。

 (C-1) 資源やエネルギー、環境を考慮した技術を指向できる。

 

JABEE基準1の(1)との関係

(d(2-a)), (g)

カリキュラム中の位置づけ

前年度までの関連科目

電子回路、電気情報工学実験

現学年の関連科目

電子計測、電子デバイス工学

次年度以降の関連科目

電気電子工学演習U、光応用計測

連絡事項

1.  授業方法は講義を中心として、トランジスタの応用回路について学習します。

2.  試験は時間を50分とし、教科書、ノート等の持ち込みを可とします。

3.  トランジスタ、IC等による電子回路がいかにして通信機器等に応用されているのかを理解してほしい。

 

シラバス作成年月日:平成18年2月13日