科目名

メカトロニクス

英語科目名

Mechatronics

開講年度・学期

平成18年度・通年

対象学科・専攻・学年

電気情報工学科4年

授業形態

講義

必修or選択

選択

単位数

2単位

単位種類

履修単位60時間単位)

担当教員

北野達也

居室(もしくは所属)

電気・物質棟1階

電話

0285-20-2241

E-mail

kitano@oyama-ct.ac.jp

授業の達成目標

1.メカトロニクスの実際に関する幅広い基礎知識をもち応用することができる。

2.各専門分野の工学、技術が組み合わさったメカトロニクス機器の構成について説明できる。

3.数学、自然科学とメカトロニクスの結びつきを理解し応用することができる。

4.メカトロニクス技術が社会に及ぼしてきた影響を理解し、

今後の発展で社会に及ぼす影響を察することができる。

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法

1〜4.中間・期末試験において60%以上の成績で評価する

課題に対する提出レポートの内容を設定水準で評価する

評価方法

定期試験(80%)、課題レポート(20%)で基本評価点を算出して総合評価をする。

授業内容

授業内容に対する予習項目

1.メカトロニクス序論(3週)

  メカトロニクスとは何か

  メカトロニクスシステムの構造

2.センサの種類と特徴(4週)

  物理量の検出・種々のセンサ

  メカトロニクスでよく使用するセンサ

(前期中間試験)

3.アクチュエータの種類と特徴(4週)

  アクチュエータとは何か

DCサーボモータについて 

DCサーボモータの駆動系 

  ACサーボモータの種類

4.機械の機構と運動の伝達(3週)

  線形変換機構

  線形変換機構の入出力特性

  非線形変換機構

(前期試験)

5.シーケンス制御の基礎(7週)

  自動制御の種類

リレーシーケンス

プログラマブルコントローラ 

中間試験)

6.コンピュータ制御の基礎(5週)

  マイクロコンピュータの構造

  入出力インターフェース

外部機器の制御

.電子機械設計(週)

  身近なメカトロニクス製品

  フィードフォワード制御

フィードバック制御

(後期末試験)

 

 

 

 

キーワード

機構、センサ、アクチュエータ、パワーエレクトロニクス、コンピュータ制御

教科書

安田仁彦 「入門電子機械」 コロナ社(2004)

参考書

高森年「新世代工学シリーズ メカトロニクス」オーム社(1999)

土谷武士・深谷健一「メカトロニクス入門」森北出版(1994)

技術者教育プログラムの学習・教育目標

A-1)科学や工学の基本原理や法則を身につける。

B-2)数学の知識と工学をつなぐ基礎的知識を身につける。

JABEE基準1の(1)との関係

(c) (d(2-a))

カリキュラム中の位置づけ

前年度までの関連科目

電気情報工学大系、プロジェクトワーク、電気回路学T

現学年の関連科目

電気回路学U、制御工学

次年度以降の関連科目

信号処理

連絡事項

1. 授業方法は講義を中心とし、時々演習問題や課題を出して解答の提出を求める。

2. 理解困難な点は随時学習相談に応じる。電子メールでも受け付ける。

シラバス作成年月日:平成 18年 2月 14日