科目名

電磁エネルギー工学

英語科目名

Electro Magnetic Energy

Engineering

開講年度・学期

平成18年度・

対象学科・専攻・学年

電気情報工学科 5年

授業形態

講義

必修or選択

選択

単位数

2単位

単位種類

履修単位(30時間単位)

担当教員

堀口幸夫

居室(もしくは所属)

電気

電話

03−5215−7386

E-mail

yukio_horiguchi@notes.takaoka.co.jp

授業の達成目標

1.放電の基礎となる物理現象の理解

2.気体、液体、固体の絶縁破壊と放電の理解

3.交流、直流、雷、インパルス高電圧の発生と測定の理解

4.高電圧機器の理解

5.高電圧絶縁試験の理解

 

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法

各項目とも中間、期末試験において60%以上の成績で評価する。

 

 

評価方法

評価は下記2項目の加重平均によって行う。

1.中間、期末試験(80%)

2.演習問題や課題の解答内容(20%)

 

 

授業内容

授業内容に対する予習項目

1.高電圧工学概論   静電界の性質、各種電極配置における電界

2.高電界における誘電体の性質   絶縁破壊、放電現象等

3.高電圧大電流の発生と測定  交流、直流、雷インパルス

4.高電圧機器概説  碍子、ブッシング、変圧器、コンデンサ等

5.電力系統における過渡現象とその保護  絶縁協調、避雷器

6.高電圧絶縁試験  絶縁試験の種類

7.高電圧技術の応用

 

 

 

 

 

 

 

教科書中の授業内容部分の精読

 

 

キーワード

高電圧、静電界、放電、絶縁破壊、絶縁劣化

教科書

河村達雄著「高電圧工学3版改訂」電気学会

参考書

高電圧関係の書籍

技術者教育プログラムの学習・教育目標

(A−1)科学や工学の基本原理や法則を身につける。

(A−2)基礎知識を専門工学分野の問題に応用して解ける。

 

JABEE基準1の(1)との関係

d(2-a)

カリキュラム中の位置づけ

前年度までの関連科目

電気理論

現学年の関連科目

電磁気学

次年度以降の関連科目

なし

連絡事項

1.授業方法は講義を中心とし、時々演習問題や課題を出して解答の提出を求めます。

2.受講者は電磁気学、電気回路、数値計算法などの知識があるものとして講義をしていくが、
これらの基本事項については解説をくわえながら進める。

3.高電圧機器メーカーでの見学を含め、最新の実践的技術課題を取り入れて講義をすすめる。

 

 

 

 

シラバス作成年月日:平成 18年1月20日