科目名

電気数学U

英語科目名

Electrical Engineering Mathematics  U

開講年度・学期

平成19年度・通期

対象学科・専攻・学年

電気情報工学科2

授業形態

講義

必修or選択

必修

単位数

1単位

単位種類

履修単位(30h)

担当教員

北野 達也

居室(もしくは所属)

電気・物質棟1

電話

0285-20-2241

E-mail

Kitanooyama-ct.ac.jp

授業の達成目標

1.よく使う数学のテクニックを「技」として電磁気学や電気回路で使いこなせるようにする。

2.関数をグラフとしてとらえることができる。

3.三角関数を理解することができる。

4.回路素子(微分、積分)の働きを理解できる。

 

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法

1〜4.中間試験・期末試験において60 % 以上の成績で評価する。

1〜4.講義中の演習・口頭試問の内容を設定水準で評価する。

1〜4.講義中の質問とその内容を設定水準で評価する。

 

評価方法

評価は下記4項目の加重平均によって行う。

1.前期中間試験              25 %

2.前期末試験                25 %

3.後期中間試験              25 %

4.前期末試験                25 %

 

授業内容

1.行列と回路網解析 連立方程式

2.行列を用いた連立方程式の解法

3.キルヒホッフの電流則電圧則

4.閉路解析法

5.節点解析法

6.行列式を用いた連立方程式の解法

7.回路方程式の解法

8.(前期中間試験)

9. 前期中間試験 模範解答と解説

10.「微分方程式を解く」とは

11.方程式の種類

12.微分方程式のたて方

13.さまざまな関数の微分方程式

14. 微分方程式の解曲線と初期条件

15定常解と過渡解

(前期期末試験)

16.スカラー場とベクトル場

17.ベクトルの表現、直交座標と極座標

18.スカラー場の表現

19.ベクトル場の表現、簡単な演算

20.直交座標系と極座標系の座標変換

21.円柱座標と球座標

22.ベクトルの内積と外積

23. (後期中間試験)

24後期中間試験 模範解答と解説

25.重積分と場の積分 線積分

26.重積分 

27.面積分 体積分

28.偏微分と全微分

29.勾配と方向微分係数

30.直交曲線座標系での勾配の公式

(後期期末試験)

 

キーワード

電気回路 電磁気学 数学

教科書

高木・猪原・佐藤・高橋・向川「大学1年生のための電気数学」森北出版社(2006

参考書

エレクトロニクス教育研究会編「よくわかる電気と数学」森北出版(2005

小山高専の教育方針@〜Eとの対応

B

技術者教育プログラムの学習・教育目標

 

JABEE基準1の(1)との関係

 

カリキュラム中の位置づけ

前年度までの関連科目

電気数学T 基礎数学

現学年の関連科目

電気回路T 電磁気学T 微分積分学 代数幾何

次年度以降の関連科目

電気回路U 電磁気学U 解析学 線形台数

連絡事項

 1.講義を行い演習を中心とする。講義中に口頭試問を行い、学習の達成度を知らせる。

 2.理解困難な点は随時学習相談に応じる。電子メールでも受け付ける。

 

シラバス作成年月日:平成19220