科目名

制御工学

英語科目名

Control Engineering

開講年度・学期

平成19年度・通年

対象学科・専攻・学年

電気情報工学科4年

授業形態

講義

必修or選択

必修

単位数

2単位

単位種類

履修単位(30h)

担当教員

北城勝栄(非常勤)

居室(もしくは所属)

電気情報工学科

電話

 

E-mail

kitajyou@oyama-ct.ac.jp

授業の達成目標

1.フィードバックの意義を説明できること

2.制御系解析ソフトScilabを使って制御系の解析ができること

3.一次、二次系のステップ応答、周波数応答を説明できること

4.根軌跡、ボード線図、ナイキスト軌跡が描けること

5.制御系の安定性について判別できること

6.状態フィードバックゲインを極配置法、最適レギュレータ理論から求められること

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法

1〜6.期末試験において60%以上の成績で評価する

課題に対する提出レポートの内容を設定水準で評価する

評価方法

評価は下記3項目の加重平均によって行う

1.各中間試験(30%)

2.各定期試験(50%)

3.演習問題や課題の解答内容(20%)

授業内容

1.自動制御の概念と例(その1)

2.自動制御の概念と例(その2)

3.動的システムのモデル化と伝達関数(その1)

4.動的システムのモデル化と伝達関数(その2)

5.Scilabの使い方(基礎編)(その1)

6.Scilabの使い方(基礎編)(その2)

7.時間応答(ステップ応答、インパルス応答など)(その1)

8.時間応答(ステップ応答、インパルス応答など)(その2)

  (前期中間試験)

. 時間応答(ステップ応答、インパルス応答など)(その3)

10.Scilabの使い方(過渡応答の計算とグラフ表示)(その1)

11.Scilabの使い方(過渡応答の計算とグラフ表示)(その2)

12.周波数応答(ボード線図、ナイキスト線図など)(その1)

13.周波数応答(ボード線図、ナイキスト線図など)(その2)

14.周波数応答(ボード線図、ナイキスト線図など)(その3)

15.周波数応答(ボード線図、ナイキスト線図など)(その4)

(前期期末試験)

16.Scilabの使い方(ナイキスト線図、根軌跡、ボード線図の求め方など)(その1)

17.Scilabの使い方(ナイキスト線図、根軌跡、ボード線図の求め方など)(その2)

18.Scilabの使い方(ナイキスト線図、根軌跡、ボード線図の求め方など)(その3)

19.PID制御器の設計(その1)

20.PID制御器の設計(その2)

21.PID制御器の設計(その3)

22.PID制御器の設計(その4)

23.システムの安定性など(その1)

(後期中間試験)

24.システムの安定性など(その2)

25.システムの状態空間表現など(その1)

26.システムの状態空間表現など(その2)

27.システムの状態空間表現など(その3)

28.システムの状態空間表現など(その4)

29.Scilabの使い方(固有値、状態方程式の解き方など)(その1)

30.Scilabの使い方(固有値、状態方程式の解き方など)(その2)

  (学年末試験)

教科書

井上和夫監修 川田昌克、西岡勝博著 「MATLAB/Simulinkによるわかりやすい制御工学」 森北出版(2001

参考書

足立修一著 「MATLABによる制御工学」 東京電気大学出版局 (1999)

小山高専の教育方針@〜Eとの対応

C

技術者教育プログラムの学習・教育目標

A-1)科学や工学の基本原理や法則を身につける

A-2)基礎知識を専門工学分野の問題に応用して解ける

JABEE基準1の(1)との関係

d(2-c)

カリキュラム中の位置づけ

前年度までの関連科目

電気回路学T

現学年の関連科目

電気回路学U、電気機器工学

次年度以降の関連科目

パワーエレクトロニクス

連絡事項

1.授業方法は講義を中心とし、時々演習問題や課題を出して解答の提出を求めます

2.問題や課題は必ず行い、制御系解析ソフトScilabを十分使えるようにしてください

 

シラバス作成年月日:平成19年2月15日