科目名	電磁エネルギー工学		英語科目名	Electromagnetic Energy Engineering
開講年度・学期	平成１９年度・通年		対象学科・専攻・学年	電気情報工学科５年
授業形態	講義		必修or選択	選択
単位数	２単位		単位種類	履修単位（30ｈ）
担当教員	小林眞彦（非常勤）		居室（もしくは所属）	株式会社高岳製作所
電話	0285-22-2114		E-mail	mahiko_kobayashi@notes.takaoka.co.jp
授業の達成目標
気体、液体、固体の絶縁破壊現象および高電圧大電流の試験方法・測定方法について説明できること。
各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法
中間試験、期末試験において６０％以上の成績で評価する。
評価方法
中間試験、期末試験
授業内容
1. 静電界と電界数値解析法（１）：a)電磁気学基礎と電界数値解析手法
2. 高電界における誘電体の性質（１）：a)気体中の放電理論・放電形態
3. 高電界における誘電体の性質（２）：b)電気機器の絶縁試験方法
4. 高電界における誘電体の性質（３）：c)高電圧試験における電極形状
5. 高電界における誘電体の性質（４）：d)高圧ガス中の放電特性
6. 高電界における誘電体の性質（５）：e)液体絶縁物の絶縁破壊特性
7. 高電界における誘電体の性質（６）：f)固体絶縁物の絶縁破壊特性
8. 高電界における誘電体の性質（７）：g)複合誘電体の絶縁破壊特性
（前期中間試験）
9. 高電圧大電流の発生（１）：a)試験用変圧器の種類とその構造
10.高電圧大電流の発生（２）：b)雷インパルス電圧試験の原理と試験方法
11.高電圧大電流の発生（３）：c)直流高電圧試験の原理と試験方法
12.高電圧大電流の発生（４）：d)交流大電流試験の種類と原理
13.高電圧大電流の発生（５）：e)直流大電流試験の種類と原理
14.高電圧大電流の測定（１）：a)高電圧大電流測定の種類と原理
15.高電圧大電流の測定（２）：b)直流高電圧測定の種類と原理
（前期期末試験）
16.高電圧大電流の測定（３）：c)交流高電圧測定の種類と原理
17.高電圧大電流の測定（４）：d)インパルス高電圧試験の試験装置構成
18.高電圧大電流の測定（５）：e)インパルス高電圧測定の種類と原理
19.高電圧大電流の測定（６）：f)直流大電流測定の種類と原理
20.高電圧大電流の測定（７）：g)交流大電流測定の種類と原理
21.高電圧大電流の測定（８）：h)パルス大電流測定の種類と原理
22.高電圧機器概説（１）：a)がいし・ブッシングの種類とその構造
23.高電圧機器概説（２）：b)電力ケーブル・回転機（発電機）の種類とその構造
（後期中間試験）
24.高電圧機器概説（３）：c)遮断器・避雷器の種類とその構造
25.高電圧機器概説（４）：d)変圧器・コンデンサの種類とその構造
26.電力系統における過電圧とその保護（１）: a)雷の発生原理とその種類
27.電力系統における過電圧とその保護（２）: b)雷過電圧の形態とその保護方法
28.高電圧絶縁試験・その他の高電圧技術の応用（１）：a)交流高電圧試験の種類とその試験方法
29.高電圧絶縁試験・その他の高電圧技術の応用（２）：b)雷インパルス電圧試験の種類とその試験方法
30.高電圧絶縁試験・その他の高電圧技術の応用（３）：c)その他の高電圧を応用した装置の概要
（後期期末試験）
キーワード	電磁気、放電、電気絶縁、高電圧、大電流
教科書	電気学会大学講座　「高電圧工学」　オーム社
参考書	電気学会　「放電ハンドブック」　オーム社
小山高専の教育方針�@〜�Eとの対応		�C
技術者教育プログラムの学習・教育目標
（Ａ−１）科学や工学の基本原理や法則を身につける。 （Ａ−２）基礎知識を専門工学分野の問題に応用して解ける。
JABEE基準１の（１）との関係			ｄ（２-ａ）
カリキュラム中の位置づけ
前年度までの関連科目			電気磁気学�T、電気回路学I、電気機器工学、
現学年の関連科目			電力システム工学
次年度以降の関連科目
連絡事項
１．授業方法は講義を中心に行います。 ２．疑問、質問は随時受け付けます。積極的に質問する事を望みます。
シラバス作成年月日：平成19年2月28日