科目名 |
コース別実験 |
英語科目名 |
Experiment in Electrical and Computer
Engineering Courses |
開講年度・学期 |
平成19年度・前期 |
対象学科・専攻・学年 |
電気情報工学科 5年 |
授業形態 |
実験 |
必修or選択 |
必修 |
単位数 |
2単位 |
単位種類 |
履修単位(30時間単位) |
担当教員 |
森、中山、大嶋(各コース代表) |
居室(もしくは所属) |
電気情報工学科 |
電話 |
森 : 0285-20-2228 中山: 0285-20-2231 大嶋: 0285-20-2225 |
E-mail |
森 :
mori@oyama-ct.ac.jp 中山: nakayama@oyama-ct.ac.jp 指導教員のE-mailはE科Hp参照 |
授業の達成目標 |
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1.各研究室の基本的実験・計測・評価法の内容を説明し、実行できる。 2.与えられた実験・実習テーマが実際の科学技術の何処に応用されているか説明できる。 3.得られた結果を評価して、問題点並びに解決策を指摘できる。 |
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各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法 |
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1〜3に対する提出レポートの内容を設定水準で評価する。 |
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評価方法 |
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実験に対する取り組み方(積極性・熟達度等)30%、実験報告書の内容(調査内容・プレゼンテーション・理解度・考察等)70%で評価する。評価にあたっては、全ての実験報告書 が期限内に提出されている事が必須条件である。 |
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授業内容 |
授業内容に対する予習項目 |
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電磁工学(αコース)実験 1.アコースティックエミッションに関する実験 2.EMTP(Electro-Magnetic Transients Program)による電力系統とパワーエレクトロニクス回路の過渡現象解析 3.エネルギー変換システムに関する実験 情報工学(βコース)実験 1.CASLを用いたプログラミング 2.ネットワーク構築実験 3.オペレーティングシステム(LINUX) 4.C言語を用いたネットワークプログラミング 物性工学(γコース)実験 1.電子材料の特性評価に関する実験 2.基礎光学およびレーザに関する実験 3.プラズマおよびオゾン生成に関する実験 4.ジョセフソン接合特性のシミュレーション実験 |
実験指導書や文献の該当部分の精読と理解。問題点の調査 |
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キーワード |
アコースティックエミッション、パワーエレクトロニクス、エネルギー変換、情報ネットワーク、電子材料、レーザ、オゾン、超伝導 |
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教科書 |
各コースで用意した実験指導書 |
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参考書 |
講義で使用した教科書、卒業論文、その他指導教員から配布された技術文献等 |
小山高専の教育方針@〜Eとの対応 |
A |
技術者教育プログラムの学習・教育目標 |
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(A-1)科学や工学の基本原理や法則を身につける。 (A-2)基礎知識を専門工学分野の問題に応用して解ける。 (B-1)実験や観察、調査、製作を行って結果や結論が導ける。 (B-3)技術的課題や問題の全体的な解決方法を明らかにできる。 |
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JABEE基準1の(1)との関係 |
(a), (b), (c), (d), (e), (f), (h) |
カリキュラム中の位置づけ |
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前年度までの関連科目 |
電気情報工学実験 |
現学年の関連科目 |
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次年度以降の関連科目 |
電子システム専攻実験 |
連絡事項 |
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現代の科学技術の飛躍的な発展は、製造・計測・データ処理等、複数の技術の高速化・高精度化に負うところが多い。本実験では、複雑で高度な実用技術の基礎となる幾つかの基本的過程を実践的に行うことで、科学技術の原理および意義を体得することを目的としている。複雑な技術ほど、1つの実験過程の正確性・迅速性が求められるのであるから(例えば、1つの過程が99%の正確性では、100の過程で、50%以下の精度しか得られない)、それらの要求を満たすべく各実験において、創意工夫に心掛けなければならない。また、不思議なもので、第一線で活躍する技術者は実験・実習中の態度により結果が異なるような経験を持つことが多い。常に真摯な態度で実験に望むことが、技術者としての基本的姿勢である。 |
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シラバス作成年月日:平成 19年 2月 10日 |