科目名

パワーエレクトロニクス

英語科目名

Power Electronics

開講年度・学期

平成20年度・後期

対象学科・専攻・学年

電気情報工学科4年

授業形態

講義

必修or選択

選択

単位数

2単位

単位種類

学修単位(15+30)h

担当教員

甲斐隆章

居室(もしくは所属)

電気・物質棟1F

電話

0285-20-2229

E-mail

kaiser@oyama-ct.ac.jp

授業の達成目標

1.パワーエレクトロニクス全般を理解できること。  

2.電力用半導体素子の種類と原理を理解できること。

3.単相・三相ダイオード整流回路の原理とサイリスタ整流回路やその応用回路の原理を理解できること。

4.直流チョッパー回路の原理を理解できること。

5.他励、自励インバータ回路の原理とPWMインバータの原理およびその応用を理解できること。   

 

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法

達成目標1〜5:試験での関連問題について60%以上の成績で達成とする。

 

評価方法

レポート提出状況とその内容および2回の試験で評価する。

 

授業内容

授業内容に対する自宅学習項目

自宅学習時間 (時間)

1章パワーエレクトロニクス概説

2章ダイオード

パワーエレクトロニクス概説と電力用半導体素子のダイオードについて調べる。

2章サイリスタ、自己消弧形素子

 

電力用半導体素子のサイリスタ、自己消弧形素子について調べる。

 

 

3章基本整流回路、単相半波・二相半波・三相半波整流回路

基本整流回路、単相半波・二相半波・三相半波整流回路について調べる。

 

3章単相全波・三相全波整流回路、直流電圧脈動率

単相全波・三相全波整流回路、直流電圧脈動率について調べる。

4章単相半波整流回路、還流ダイオード付半波整流回路、単相・混合ブリッジ回路と平滑用リアクトルの作用

単相半波整流回路、還流ダイオード付半波整流回路、単相・混合ブリッジ回路と平滑用リアクトルの作用について調べる。

 

4章誘導負荷時の直流電圧・電流特性、容量負荷時の動作と直流側特性

誘導負荷時の直流電圧・電流特性、容量負荷時の動作と直流側特性について調べる。

 

5章交流側のひずみ率と力率、交流条件と直流偏磁

交流側のひずみ率と力率、交流条件と直流偏磁について調べる。

 

5章他励式逆変換回路

他励式逆変換回路について調べる

(後期中間試験)

 

 

6章降圧形・昇圧形チョッパー

降圧形・昇圧形チョッパーについて調べる。

 

6章昇降圧チョッパー、平滑用リアクトル電流の脈動時の動作、出力電圧の調整法

昇降圧チョッパー、平滑用リアクトル電流の脈動時の動作、出力電圧の調整法について調べる。

 

7章インバータの原理、電圧形・電流形インバータの回路構成

インバータの原理、電圧形・電流形インバータの回路構成について調べる。

 

7章出力電圧の調整、方形波出力の高調波とひずみ率

出力電圧の調整、方形波出力の高調波とひずみ率について調べる。

8PWMの原理、出力電圧の高調波成分、出力電圧の基本波成分とその調整

PWMの原理、出力電圧の高調波成分、出力電圧の基本波成分とその調整について調べる。

 

8章三相インバータの回路構成とそのPWM方式、その応用

三相インバータの回路構成とそのPWM方式、その応用について調べる。

9AC-AC変換回路

AC-AC変換回路について調べる。

(後期期末試験)

 

自宅学習時間合計

60

キーワード

電力用半導体素子、単相・三相整流回路、チョッパー回路、他励・自励インバータ、PWMインバータ          

教科書

片岡昭雄 著「パワーエレクトロニクス入門」(森北出版) 

参考書

西方正司 著「よくわかるパワーエレクトロニクスと電気機器」(オーム社)

江間敏、高橋薫 著「パワーエレクトロニクス」(コロナ社)

小山高専の教育方針@〜Eとの対応

C

技術者教育プログラムの学習・教育目標

A-3)専門分野の課題や問題点を考えるとともに、問題解決の目的と方法を明らかにして自主的に研究を進めることができること。

C-2)社会・経済と技術の共生の可能性を把握、理解することができること。

JABEE基準1の(1)との関係

(d)(2−a)

カリキュラム中の位置づけ

前年度までの関連科目

 

現学年の関連科目

 

次年度以降の関連科目

 

連絡事項

 

シラバス作成年月日:平成20218