2005年度

科目名:日本語概説(Outline of Japanese Language)                            

    2単位 専攻科1年共通 前期 講義

担当教官:井上次夫 (居室 専攻科棟3階)  Email: inoue@oyamact.ac.jp

授業目的:

 1.現代日本語の体系的事実の概要について理解する。

 2.言語表現能力を培うとともに、日本語を尊重する態度を養う。

達成目標:

 1.身近な日本語の言語事実について知り、説明できること。

 2.実際に効果的に発表したり議論したり、書いたりできること。

 

   技術者教育プログラムの学習・教育目標:(D-1,D-2

   JABEE基準1の(1)との関係:(f),(g)

 

カリキュラム中の位置付け

  この科目を学ぶために、前年度までの履修科目で本科目と関連性のある科目

    3年国語(現代語)

  現学年でこの科目と関連性のある科目

    応用英語1

  次年度以降に学ぶ、この科目に関連性のある科目

    応用英語2

 

教科書:講座日本語と日本語教育第1巻『日本語学要説』明治書院(1989)

参考書:1.中村明『日本語案内』ちくま新書(2000)

    2.金田一春彦『日本語 上下』岩波新書(1988)

キーワード:現代日本語、音声、アクセント、語と文、議論

 

授業内容:

  1 ガイダンス (1週)

  2 語彙    (1週)

  3 語の意味  (2週)

  4 文の意味  (2週)

  5 文字    (1週)

  6 課題    (1週)

  7 表記    (2週)

  8 待遇表現  (2週)

  9 課題・議論 (1週)

 10 復習・発表 (2週)

        期末試験

 

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法:

 1.期末試験において60%以上の成績で評価する。

 2.課題に対する口頭発表と提出レポートの内容を設定水準で評価する。

 

評価方法:1.定期試験(60%)

     2.口頭発表や課題レポートの内容等(40%)

 

連絡事項:

1.授業は講義を主として、言語に関する知識を与える。理解を確実なものとするため、実例を学生に求める。

  必要に応じて、課題プリントを用意し、グループで議論させ、発表させる。

2.学習は、予習として事前に教科書を読み、身近な言語事実と照らし合わせる。

  復習として講義内容を整理し、参考書や関連の図書を読むことを求める。

3.遅刻・私語・居眠り・携帯電話などは禁止し、受講態度、マナーについても指導の対象とする。

4.定期試験は、時間を50分とする。