2005年度
科目名:化学U(英文科目名:ChemistryU)
2単位 機械工学科2年 通年
担当教官:宇津木 晨晴(教官室:電気・物質棟3階)
Tel:0285‐20‐2181 e−mail:takajo@oyama−ct.ac.jp
授業目標:物質のしくみ、物質にかかわる現象を理解し、より深い化学的考察力を養う
教科書:白石 振作 他 「化学T」(大日本図書)
参考書:化学T問題集(大日本図書)、化学補充資料
授業内容:
無機物質の化学
1 周期表と元素の性質(周期律と酸化物、周期律と水素化物) ……2.0週
2 非金属元素の性質(希ガス、ハロゲン、酸素・硫黄、窒素・リン、炭素・ケイ素)
……5.0週
3 実験 ……1.0週
前期中間試験
4 典型金属元素の性質(アルカリ金属元素、2族元素、両性元素) …3.0週
5 遷移金属元素の性質(鉄、銅・銀とその化合物、イオンの確認と分離)
……4.0週
6 実験 ……1.0週
前期期末試験
有機化合物の化学
7 有機化合物の特徴と構造 ……2.0週
8 炭化水素(脂肪族飽和炭化水素、脂肪族不飽和炭化水素、芳香族炭化水素)
……5.0週
9 実験 ……1.0週
後期中間試験
10 官能基を含む有機化合物(アルコールとエーテル、アルデヒドとケトン、カ
ルボン酸、エステル、フェノール類、窒素を含む化合物) ……5.0週
11 有機化合物の組成と構造(有機化合物の分類、有機化合物の構造式の決定)
……2.0週
12 実験 ……1.0週
学年末試験
評価方法:試験の成績をベースに出欠席状況、レポート、受講態度なども考慮して評価
する。
学生へのメッセージ:物質の量的関係や化学変化を理解するには、興味をもちにくいで
あろう化学式や反応式を自在に書けることが大切。また、それが基礎化学、化
学的考察が得意になる近道となろう。また、日常生活の中で利用されている物
質の性質や構造に興味を持ち、物質が示す現象を化学的に理解しようと努力し
てほしい。