科目名:人間と科学T 中国文学

英文科目名:Cultural Science T,Chinese Literature

1単位   5年全科共通選択  前期  講義

担当教官:松島隆裕(居室:講義棟2階  電話:0285-20-2174

          E-mail akemi@oyama-ct.ac.jp

授業目的:

1. 唐詩の成立・展開の過程と唐詩の特徴を理解する。

2. 唐詩の四つの時代的区分を理解する。

3. 盛唐の杜甫、晩唐の杜牧・李商隠などの主要な詩を読み理解する。

達成目標:

1. 唐詩の成立・展開過程と唐詩の特徴を説明できること。

2. 初唐・盛唐・中唐・晩唐の詩の諸相を説明できること。

3. 杜甫・杜牧・李商隠などの詩を鑑賞し、それを説明できること。

 

技術者プログラムの学習・教育目標:(D1)(E−1)

JABEE基準1の(1)との関係:(a)(f)(g)

 

カリキュラム中の位置づけ

 唐詩を中心に中国文学の一端にふれ、唐代詩人の問題意識を考え、自分たちの生き方を

 見つめ直す。

この科目を学ぶために、前年度までの履修科目で本科目と関連性のある科目

 3年生の倫理社会・国語。4年生の哲学・文学。

この科目と同時に学ぶ関連科目:特になし。

この科目の後に学ぶ関連科目:特になし。

 

教科書:特になし。プリントを配布する。

参考書:必要に応じて指示する。

学習方法:

  予習・プリント資料は事前に読んでおくこと。

  授業・講義内容をノートに出入りし、理解する。疑問個所は随時質問する。

  復習・ノート、プリントを読み返し、理解を深める。

キーワード:初唐・盛唐・中唐・晩唐、李白・杜甫・杜牧・李商隠、絶句・律詩

授業内容:

  1.唐詩の成立。

  2.唐詩の展開と唐詩の世界。

  3.李白・杜甫の詩。

4. 杜甫の社会詩と憂い。

5. 杜牧の世界。

6. 李商隠の無題詩。

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法

 1.課題に対する口頭発表と提出レポートの内容を設定水準で評価する。

 2.課題に対する口頭発表と提出レポートの内容を設定水準で評価する。

 3.課題に対する口頭発表と提出レポートの内容を設定水準で評価する。

評価方法:

  学期末及び随時の口頭発表とレポートの成績による。他に授業への参加態度・課題点も加える。

連絡事項:

  自己の内なる近世的なものを自覚すること。それは現在と未来に対する洞察を深めることでもある。