科目名:人間と科学T 歴史学(英文科目名:Cultural ScienceT)

     2単位 選択 全学科5

担当教官: 酒入 陽子(居室:専攻科棟 2階)

Tel: 0285-20-2173   E-mail: ysakairi@oyama-ct.ac.jp

 

授業目的:

1.近現代の日本の歩みを大筋でとらえながら、その時々の問題点を取り上げ、現

代の日本について考えるヒントを得る。

2.グローバル化の進む世界の中で、これから日本の歩むべき道について自分なり

の意見をもてるようになる。

達成目標:

1.歴史的事象からくる現代社会の問題点を把握する。

2.アジアの中での日本の立場や位置づけについて相対化でき、自分なりの意見を

もつことができる。

 

技術者教育プログラムの学習・教育目標:C−2, E−1

JABEE基準:a, g

 

カリキュラム中の位置づけ:

        過去を学び、未来を考えるための科目である。

 この科目を学ぶために、前年度までの履修科目で本科目と関連性のある科目

   歴史(3年)、歴史学(4年)

 現学年でこの科目と関連性のある科目

    人間と科学T・Uの他の科目

 

教科書:特に指定しない。プリントを配布する。

参考書:必要に応じて支持する。

 

授業内容:

 1.イントロダクション 歴史をどうとらえるか

2.異国人のみた日本 ―ペリー来航前―

異国人のみた日本 ―ペリー来航後―

3.尊皇攘夷の流れ ―朝廷と幕府―

4.後発国の近代化

5.国境の確定 ―樺太・北海道・琉球・朝鮮・中国(清)―

6.立憲君主制国家へ

7.日清戦争・日露戦争と世界

8.第一次世界大戦と日本 ―ヴェルサイユ体制・ワシントン体制―

9.日中戦争・満州事変

10.アジア・太平洋戦争と戦時下の日本

11.敗戦と憲法制定

12.現代社会の諸問題

※上記の内容を適宜取り上げていく予定

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法:

  1.課題に対する口頭発表の内容を、設定基準に応じて評価する。

  2.課題に対する口頭・レポートでの内容を、設定基準に応じて評価する。

評価方法

 学期末のレポートの成績による

連絡事項:講義を聞くだけの姿勢ではなく、積極的に議論に参加することが望ましい。常に問題意識をもつよう心がけてほしい。