科目名:歴史学(英文科目名:Historical Studies

    2単位  4年  電気情報 物質工学 通年

担当教官:田村 航

授業目的:

1 イスラームの歴史および東西文明の交流を概観する。

2 現代社会におけるイスラーム世界への理解を深める。

達成目標:

1 時系列に沿ってイスラームの歴史を説明できる。

2 イスラームの歴代王朝を暗誦できる。

3 イスラームの代表的人物・地名・文化を暗誦できる。

4 イスラームを世界史の中に位置づけられる。

5.中国およびヨーロッパの歴史も把握できる。

   6.転換期に当たる現在の世界情勢を捉え直せる。

   

技術者教育プログラムの学習・教育目標:(C-2)(E-1

JABEE基準1の(1)との関係:(a)(g)

 

カリキュラム中の位置づけ:過去を学び、未来を考えるための科目である。

この科目を学ぶために先行して理解する必要のある科目:歴史(3年)

現学年でこの科目と関連性のある科目:特になし

次年度以降に学ぶこの科目に関連性のある科目:人間と科学T、U(5年)

 

教科書:プリントを配布

参考書:佐藤次高『イスラーム世界の興隆』、陣内秀信・福井憲彦『地中海都市周遊』

 

キーワード:

   ウマイア朝 アッバース朝 セルジューク朝 レコンキスタ ムガール帝国

 

授業内容:

   1.ムハンマドとイスラーム教

   2.イスラーム帝国の形成と分裂

   3.ティムール帝国とオスマン・トルコ帝国

   4.イスラーム時代のインド

   5.東南アジアの発展とイスラーム化

   6.アフリカ諸地域のイスラーム化

   7.イスラーム文化と東西文化の交流

 

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法:

1.定期試験において60%以上の成績で評価する。

2.定期試験において60%以上の成績で評価する。

3.定期試験において60%以上の成績で評価する。

4.定期試験において60%以上の成績で評価する。

5.定期試験において60%以上の成績で評価する。

6.定期試験において60%以上の成績で評価する。

 

評価方法:

   年2回の定期試験に基づく。

 

連絡事項:

   世界におけるイスラーム文化の波及力を認識して欲しい。9.11は単なる他人事ではなく、日本が親しく接してきた欧米文化を改めて捉え直す絶好の機会である。戦後日本が失ったモラルをイスラーム文化は未だに保っている。