科目名 歴史学(英文科目名:Historical Studies)
2単位 4年 機械 電子制御 通年
担当教官 山田康弘
授業目的
1、日本、および世界の歴史に関する基礎的知識の習得。
2、歴史を学ぶとは単に「過去」を知ることではなく、「現在」を知ることにほかならないことを
理解すること。
達成目標
1、古代から現代にいたるまでの、日本史の流れを理解し、説明できること。
2、近現代における日本を世界史の中で相対化でき、日本の進んできた道とその背景、問題点などに
ついて説明できること。
3、城跡などの歴史的遺跡の重要性を認識できるとともに、小山市の遺跡について理解できること。
技術者教育プログラムの学習・教育目標:(Cー2)、(Dー3)
JABEE基準1の(1)との関係:(a)、(g)
カリキュラム中の位置づけ
この科目を学ぶために、前年度までの履修科目で本科目と関連性のある科目
歴史(3年)
現学年でこの科目と関連性のある科目
特になし
次年度以降に学ぶ、この科目に関連性のある科目
人間と科学T、U(5年)
教科書・参考書
毎回、資料を配布する。
授業内容
1、日本のはじまり―建国神話、邪馬台国―(1週)
2、平安時代―貴族の生活、平安人の思想―(1週)
3、武士政権の成立―源氏・平氏の隆盛、鎌倉幕府の成立、元寇―(3週)
4、室町時代―足利将軍の政治の様相と矛盾―(1週)
5、戦国時代―川中島の合戦、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の動向、「中久喜城」見学―(6週)
6、江戸時代―時代劇の主人公たち、忠臣蔵の世界―(2週)
7、明治から太平洋戦争へ―幕末維新の過程、日清日露戦争、韓国併合―(7週)
8、太平洋戦争と現代―太平洋戦争、敗戦と戦後復興、残された戦争問題、バブル崩壊と現代の問題
点― (5週)
9、定期試験
各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法:
1、定期試験において60%以上の成績で評価する。
2、課題に対する口頭発表の内容を設定水準に応じて評価する。
3、遺跡見学・調査に関する提出レポートの内容を設定水準に応じて評価する。
評価方法:
評価は下記2項目の加重平均によって行う。
1、年2回の定期試験(70%)。
2、課題(口頭発表および提出レポート)(30%)。
連絡事項
1、授業方法は講義を中心とし、夏期休暇等に課題を出して解答の提出を求める。
2、定期試験は時間を90分とし、配布資料の持ち込みは不可とする。
3、歴史は「暗記」ではない。歴史上のさまざまな話を聞き、「自分だったらどうするか」といった
こと を「考える」ことを心がけてほしい。