科目名

日本語概説

英語科目名

Outline of Japanese Language

開講年度・学期

平成18年度・前期

対象学科・専攻・学年

専攻科1年生

授業形態

講義

必修or選択

必修

単位数

2単位

単位種類

学修単位(45時間単位)

担当教員

井上次夫

居室(もしくは所属)

専攻科棟3階

電話

0285-20-2170

E-mail

inoue@oyama-ct.ac.jp

授業の達成目標

 1.身近な日本語の言語事実について知り、説明できること。

 2.実際に効果的に発表したり議論したり、書いたりできること。

 

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法

 1.期末試験において60%以上の成績で評価する。

 2.課題に対する口頭発表と提出レポートの内容を設定水準で評価する。

 

 

評価方法

1.定期試験(60%)

 2.口頭発表や課題レポートの内容等(40%)

 

授業内容

授業内容に対する予習項目

1.日本語の音と形

   発音、モーラ、五十音図、音素・異音、アクセント、

漢字仮名交じり文、短縮語

 

2.日本語の文法

   活用、格助詞、使役・受け身、テンス、モダリティ、条件、

 

3.日本語らしい表現

   省略、「は」と「が」、とりたて助詞、「のだ」文、授受表現、

   敬語、日本語学習者の日本語

 

4.日本語の変化と多様性

   ら抜きことば、現代語に残る古典語、日本語の地域差、

方言の周圏分布、位相、現代敬語の特徴

 

 

 

1.テキストの授業部分の精読

 

 

 

2.テキストの授業部分の精読

 

 

3.テキストの授業部分の精読

 

 

 

4.テキストの授業部分の精読

 

キーワード

音声、形式、文法、言語変化

教科書

やさしい日本語のしくみ

参考書

1.中村明『日本語案内』ちくま新書(2000)

2.金田一春彦『日本語 上下』岩波新書(1988)

技術者教育プログラムの学習・教育目標

D-1)言語の知識を習得すると同時に、語学力や会話力を身に付けること。

D-2)研究調査や実験の計画を立て、実施し、結果をまとめ、それを口頭で発表して質疑応答ができること。

 

 

JABEE基準1の(1)との関係

(f),(g)

カリキュラム中の位置づけ

前年度までの関連科目

国語(現代語)

現学年の関連科目

なし

次年度以降の関連科目

なし

連絡事項

1.授業は講義を主として、言語に関する知識を与える。理解を確実なものとするため、実例を学生に求める。

  必要に応じて、課題を与え、個人で取り組ませた後、グループで議論させ、発表させる。

2.学習は、予習として事前にテキストを精読し、自ら身近な言語事実と照らし合わせる。

  復習として講義内容を整理し、参考書や関連の図書を読むことを求める。

3.遅刻・私語・居眠り・携帯電話などは禁止し、受講態度、マナーについても指導の対象とする。

 

 

 

 

シラバス作成年月日:平成18年 2月13日