科目名

代数学・幾何学

英語科目名

Algebra and Geometry

開講年度・学期

平成18年度・通年

対象学科・専攻・学年

建築学科2年

授業形態

講義

必修or選択

必修

単位数

2単位

単位種類

履修単位(30時間単位)

担当教員

須甲 克也

居室(もしくは所属)

専攻科棟1階

電話

0285-20-2179

E-mail

sukou@oyama-ct.ac.jp

授業の達成目標

2次曲線を理解すること。平面のベクトル及び空間のベクトルの取り扱いの習熟。行列の概念の理解及びその応用能力の養成を図る。

1.2次曲線(円・楕円・双曲線・放物線)について説明できること。

また、2次曲線の接線や不等式と領域についての計算処理ができること。

2.ベクトルの概念が説明でき、それに関する基本的な計算ができること。

3.行列の概念が説明でき、それに関する基本的な計算ができること。

4.連立1次方程式を題材にして、消去法、逆行列に関する計算ができること。

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法

1〜4.定期試験・課題・小テスト(評価方法については次項)において60%以上の成績で評価する。

評価方法

定期試験の結果、レポート、小テスト、授業態度、出席状況を総合的に評価する。

授業内容

授業内容に対する予習項目

●前期中間試験までの7週 ( )内の数字は教科書のページ

○2次曲線(基礎数学 p.160174

 円/楕円/双曲線/放物線/2次曲線と直線/不等式と領域

○平面上のベクトル(1)(線形代数 p.114

 ベクトル/ベクトルの演算/成分/ベクトルの内積

◎前期中間試験

●前期末試験までの7週

○平面上のベクトル(2)(線形代数 p.1522)平行と垂直/図形への応用

○空間内ベクトル(1)(線形代数 p.2540

 空間座標/成分/内積/直線の方程式/平面の方程式

◎前期末試験

●後期中間試験までの7週

○空間のベクトル(2)(線形代数 p.4148

球の方程式/ベクトルの線形独立・線形従属

○行列(1)(線形代数 p.5156

行列の定義/行列の和・差、数との積/転置行列

◎後期中間試験

●学年末試験までの7週

○行列(2)(線形代数 p.5769)行列の積/転置行列/逆行列

○連立1次方程式と行列(線形代数 p.7281

 消去法/逆行列と連立1次方程式

◎学年末試験

 

キーワード

2次曲線,円,楕円,双曲線,放物線,ベクトル,線形独立,行列,消去法

教科書

斎藤 斉 他「新訂基礎数学」「新訂微分積分T」(大日本図書)

参考書

斎藤 斉 他「新訂基礎数学問題集」「新訂微分積分T問題集」(大日本図書)

技術者教育プログラムの学習・教育目標

 

JABEE基準1の(1)との関係

 

カリキュラム中の位置づけ

前年度までの関連科目

基礎数学A,基礎数学B

現学年の関連科目

微分積分学

次年度以降の関連科目

解析学,線形代数学

連絡事項

1.授業方法は講義を中心として適宜課題や小テストを与える。

2.学習方法は、(予習)事前に教科書に目を通し、疑問点を明確にしておく。

(授業)講義内容や板書の内容をノートに整理して理解する。

理解できない点は随時質問する。授業中に与えられた課題を解く。

(復習)教科書やノート等を参考にして授業内容を確認しておく。

課題等は勿論のこと、教科書の練習問題や問題集の問題を解いてみる。

3.定期試験実施方法について、前期中間、前期末、後期中間、学年末の4回実施。

時間は原則として50分(場合により90分とすることがある)

また原則的として、筆記用具以外の持ち込みを認めない。(持ち込み許可物は予め連絡する)

なお、不正行為に関しては本校規程に従って対応する。

4.線形代数学は微分積分学とともに高専の数学の根幹である。その線形代数学の基本的な内容を学ぶのが

代数学・幾何学である。今後学習する数学の基本計算を多く含んでいるので、基本的な概念と計算技能を

しっかりと身につけること。

5.本校数学科教員6人は、担当科目に関わらず数学に関する質問を受け付けるので、

放課後等を利用して、在室している教員に随時相談すること。

研究室の場所: 新井・佐藤・須甲(→専攻科棟1階)・森田(→専攻科棟3階)

          玉木(→電子制御工学科棟1階)・島田(→機械工学科棟3階)

シラバス作成年月日:平成18年 2月17日