科目名

解析学

英語科目名

Analysis

開講年度・学期

平成18年度・通年

対象学科・専攻・学年

電気情報工学科3年

授業形態

講義

必修or選択

必修

単位数

2単位

単位種類

履修単位(30時間単位)

担当教員

佐藤 巌

居室(もしくは所属)

専攻科棟1階

電話

0285-20-2176

E-mail

isato@oyama-ct.ac.jp

授業の達成目標

数列と級数に関する基本事項を学び、その上に関数のべき級数展開を学ぶ。2変数関数については、偏微分と2重積分の基本について学ぶ。

1.関数の級数展開の基本的な概念が説明でき、計算ができること。

2.偏微分の基本的な概念が説明でき、計算ができること。

3.重積分の基本的な概念を説明でき、計算ができること。

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法

1〜3.定期試験・課題・小テスト(評価方法については次項)において60%以上の成績で評価する。

評価方法

定期試験の結果、レポート、小テスト、授業態度、出席状況を総合的に評価する。

授業内容

授業内容に対する予習項目

●前期中間試験までの7週 ( )内の数字は教科書のページ

○関数の展開(p.121130148の部分から適宜選択)

 多項式による近似/数列の極限/級数/べき級数とマクローリン展開

オイラーの公式

◎前期中間試験

●前期末試験まで7週

○偏微分法(p.2237)2変数関数/偏導関数/接平面/合成関数の微分法

○偏微分の応用(p.3847

 高次偏導関数/2変数関数に関するテイラーの定理/極大極小

◎前期末試験

●後期中間試験までの7週

○偏微分の応用(p.4757)陰関数の微分法/条件付き極値問題/包絡線

○2重積分(p.5873)2重積分の定義/2重積分の計算

◎後期中間試験

●学年末試験までの7週

○変数の変換と重積分(p.7494)座標軸の回転/極座標による2重積分

変数変換/広義積分/2重積分のいろいろな応用

◎学年末試験

 

キーワード

べき級数,マクローリン展開,オイラーの公式,2変数関数,偏導関数,2重積分

教科書

高遠節夫 他「新訂微分積分U」(大日本図書)

参考書

高遠節夫 他「新訂微分積分U問題集」(大日本図書)

技術者教育プログラムの学習・教育目標

 

JABEE基準1の(1)との関係

 

カリキュラム中の位置づけ

前年度までの関連科目

基礎数学A・B,代数学・幾何学,微分積分学

現学年の関連科目

線形代数学

次年度以降の関連科目

応用数学・確率統計

連絡事項

1.授業方法は講義を中心として適宜課題や小テストを与える。

2.学習方法は、(予習)事前に教科書に目を通し、疑問点を明確にしておく。

(授業)講義内容や板書の内容をノートに整理して理解する。

理解できない点は随時質問する。授業中に与えられた課題を解く。

(復習)教科書やノート等を参考にして授業内容を確認しておく。

課題等は勿論のこと、教科書の練習問題や問題集の問題を解いてみる。

3.定期試験実施方法について、前期中間、前期末、後期中間、学年末の4回実施。

時間は原則として50分(場合により90分とすることがある)

また原則的として、筆記用具以外の持ち込みを認めない。(持ち込み許可物は予め連絡する)

なお、不正行為に関しては本校規程に従って対応する。

4.2年次の微分積分学から接続している科目なので、微分・積分について復習しておくこと。

  基本的な概念と計算技能をしっかりと身につけること。

5.本校数学科教員6人は、担当科目に関わらず数学に関する質問を受け付けるので、

放課後等を利用して、在室している教員に随時相談すること。

研究室の場所: 新井・佐藤・須甲(→専攻科棟1階)・森田(→専攻科棟3階)

          玉木(→電子制御工学科棟1階)・島田(→機械工学科棟3階)

シラバス作成年月日:平成18年 2月17日