科目名

基礎数学A

英語科目名

Fundamental Mathematics A

開講年度・学期

平成18年度・通年

対象学科・専攻・学年

機械工学科1年

授業形態

講義

必修or選択

必修

単位数

4単位

単位種類

履修単位(30時間単位)

担当教員

森田 英昭

居室(もしくは所属)

専攻科棟3階

電話

0285-20-2180

E-mail

 

授業の達成目標

数と式、および基本的な関数を処理する能力の養成。具体的には、2次関数・指数関数・対数関数・三角関数を幾何学(特にグラフ)的・代数的に処理して、数学の総合的学力の開発をめざす。順列・組合せについても学ぶ。

1.整式・分数式・根号を含む式の計算ができること。

2.基本的な方程式(2次方程式・分数式や根号を含む方程式等)が解けること。

3.指数関数・対数関数・三角関数の処理ができること。

4.場合の数・順列・組合せの計算ができること。

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法

1〜4.定期試験・課題・小テスト(評価方法については次項)において60%以上の成績で評価する。

評価方法

定期試験の結果、レポート、小テスト、授業態度、出席状況を総合的に評価する。

授業内容

授業内容に対する予習項目

●前期中間試験まで7週 ( )内の数字は教科書のページ

○整式の計算(p.112

 加法・減法/乗法/因数分解/除法/剰余の定理と因数定理

○いろいろな数と式(p.1526)分数式の計算/実数/平方根/複素数

◎前期中間試験

●前期末試験までの7週

○方程式(p.2943

 2次方程式/解と係数の関係/いろいろな方程式/恒等式/等式の証明

○指数関数(p.9097)累乗根/指数の拡張/指数関数

○対数関数(p.100108)対数/対数関数/常用対数

◎前期末試験

●後期中間までの7週

○三角比とその応用(p.111121

鋭角の三角比/鈍角の三角比/三角形への応用

○三角関数(p.124137

 一般角/一般角の三角関数/弧度法/三角関数の性質/三角関数のグラフ

◎後期中間試験

●学年末までの7週

○加法定理とその応用(p.140147)加法定理/加法定理の応用

○場合の数(p.177187

 場合の数/順列/組合せ/いろいろな順列/二項定理

◎学年末試験

 

キーワード

実数,複素数,2次方程式,指数関数,対数関数,三角関数,順列,組合せ,2項定理

教科書

斎藤 斉 他「新訂基礎数学」(大日本図書)

参考書

斎藤 斉 他「新訂基礎数学問題集」(大日本図書)

技術者教育プログラムの学習・教育目標

 

JABEE基準1の(1)との関係

 

カリキュラム中の位置づけ

前年度までの関連科目

(中学校で学んだ数学)

現学年の関連科目

基礎数学B

次年度以降の関連科目

代数学・幾何学(ベクトル・行列),微分積分学(微分・積分)

連絡事項

1.授業方法は講義を中心として適宜課題や小テストを与える。

2.学習方法は、(予習)事前に教科書に目を通し、疑問点を明確にしておく。

(授業)講義内容や板書の内容をノートに整理して理解する。

理解できない点は随時質問する。授業中に与えられた課題を解く。

(復習)教科書やノート等を参考にして授業内容を確認しておく。

課題等は勿論のこと、教科書の練習問題や問題集の問題を解いてみる。

3.定期試験実施方法について、前期中間、前期末、後期中間、学年末の4回実施。

時間は原則として50分(場合により90分とすることがある)

また原則的として、筆記用具以外の持ち込みを認めない。(持ち込み許可物は予め連絡する)

なお、不正行為に関しては本校規程に従って対応する。

4.中学校で学んだ知識に加え、新しい数の集合や数学的な表現方法の基本を学ぶ科目であり、

これから学んでいく高専での数学の土台になる科目なので、予習復習をしっかりと行うこと。

5.本校数学科教員6人は、担当科目に関わらず数学に関する質問を受け付けるので、

放課後等を利用して、在室している教員に随時相談すること。

研究室の場所: 新井・佐藤・須甲(→専攻科棟1階)・森田(→専攻科棟3階)

          玉木(→電子制御工学科棟1階)・島田(→機械工学科棟3階)

シラバス作成年月日:平成18年 2月17日