科目名

線形代数学

英語科目名

Linear Algebra

開講年度・学期

平成18年度・通年

対象学科・専攻・学年

建築学科3年

授業形態

講義

必修or選択

必修

単位数

2単位

単位種類

履修単位(30時間単位)

担当教員

森田 英章

居室(もしくは所属)

専攻科棟3階

電話

0285-20-2180

E-mail

 

授業の達成目標

行列・行列式・線形変換の概念の理解及びその応用能力の養成を図る。

1.行列式の基本的な概念が説明でき、計算ができること。

2.線形変換の基本的な概念が説明でき、計算ができること。

3.固有値・固有ベクトルの基本的な概念が説明でき、計算ができること。

4.ベクトル関数の基本的な概念が説明でき、計算ができること。

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法

1〜4.定期試験・課題・小テスト(評価方法については次項)において60%以上の成績で評価する。

評価方法

定期試験の結果、レポート、小テスト、授業態度、出席状況を総合的に評価する。

授業内容

授業内容に対する予習項目

●前期中間試験まで7週 ( )内の数字は教科書のページ

○行列式の定義と性質(線形代数p.84102

 行列式の定義(1)(2)/行列式の性質/行列式の展開/行列の積の行列式

○行列式の応用(線形代数p.103109

正則行列の行列式/連立1次方程式と行列式

◎前期中間試験

●前期末試験までの7週

○行列式の応用(線形代数p.109115)行列式の図形的意味

○線形変換(線形代数p.118133)線形変換の定義/線形変換の性質

合成変換と逆変換/回転を表す線形変換/直交変換

◎前期末試験

●後期中間試験までの7週

○固有値とその応用(線形代数p.136154

 固有値と固有ベクトル/行列の対角化/対称行列の対角化/対角化の応用

◎後期中間試験

●学年末試験までの7週

○ベクトル関数(応用数学p.119

 空間のベクトル/外積/ベクトル関数/曲線/曲面

○スカラー場とベクトル場(応用数学p.21〜)勾配・発散・回転の導入

◎学年末試験

 

キーワード

行列式,線形変換,固有値,固有ベクトル,対角化,ベクトル関数

教科書

斎藤 斉 他「線形代数」/高遠節夫 他「新訂応用数学」(大日本図書)

参考書

斎藤 斉 他「線形代数問題集」/高遠節夫 他「新訂応用数学問題集」(大日本図書)

技術者教育プログラムの学習・教育目標

 

JABEE基準1の(1)との関係

 

カリキュラム中の位置づけ

前年度までの関連科目

基礎数学A・B,代数学・幾何学,微分積分学

現学年の関連科目

解析学

次年度以降の関連科目

応用数学・確率統計

連絡事項

1.授業方法は講義を中心として適宜課題や小テストを与える。

2.学習方法は、(予習)事前に教科書に目を通し、疑問点を明確にしておく。

(授業)講義内容や板書の内容をノートに整理して理解する。

理解できない点は随時質問する。授業中に与えられた課題を解く。

(復習)教科書やノート等を参考にして授業内容を確認しておく。

課題等は勿論のこと、教科書の練習問題や問題集の問題を解いてみる。

3.定期試験実施方法について、前期中間、前期末、後期中間、学年末の4回実施。

時間は原則として50分(場合により90分とすることがある)

また原則的として、筆記用具以外の持ち込みを認めない。(持ち込み許可物は予め連絡する)

なお、不正行為に関しては本校規程に従って対応する。

4.2年次の代数学・幾何学から接続している科目なので、しっかり復習しておくこと。

  基本的な概念と計算技能をしっかりと身につけて欲しい。

5.本校数学科教員6人は、担当科目に関わらず数学に関する質問を受け付けるので、

放課後等を利用して、在室している教員に随時相談すること。

研究室の場所: 新井・佐藤・須甲(→専攻科棟1階)・森田(→専攻科棟3階)

          玉木(→電子制御工学科棟1階)・島田(→機械工学科棟3階)

シラバス作成年月日:平成18年 2月17日