科目名

文学

英語科目名

Literature

開講年度・学期

平成23年度(通年)

対象学科・専攻・学年

機械工学・電気情報工学・物質工学科4年

授業形態

講義

必修or選択

必修

単位数

1単位

単位種類

履修単位(30h)

担当教員

村上祐紀

居室(もしくは所属)

一般科会議室

電話

 

E-mail

mrkmykskhk@yahoo.co.jp

 

授業の達成目標

 

授業達成目標との対応

小山高専の教育方針

学習・教育目標(JABEE)

JABEE基準要件

1、聞く・話す・読む・書くなどの言語能力を高め、論理的思考を身につけること。

@

C-3

(f)

2、教材を通して新しいものの見方や考え方を学ぶと同時に、物事に対する積極的な姿勢を養うこと。

@、A

 

B-3

(g)

3、疑問点を自分の手で解決するための手段を身につけること。

C

A-3

(g)

4、自分の考えをまとめ、プレゼンテーションなどを通して、他者への説明能力を高めること。

@、E

D-1

(f)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法

達成目標1〜3:試験において、60%以上の成績で達成とする。

達成目標4:口頭発表、提出課題の内容を設定水準で評価する。

評価方法

年2回の試験の成績を8割、授業における口頭発表、提出課題を2割として評価する。

授業内容

授業内容に対する自学自習項目

自学自習時間 

(前期)

1、今年度授業ガイダンス@(授業の進め方について、近代文学を読むにあたっての基礎的事項)

2、授業ガイダンスA(プレゼンテーションの分担)

3・4、〈仕事〉の近代:泉鏡花『海城発電』

5・6、〈仕事〉の近代:樋口一葉『にごりえ』

7・8、〈仕事〉の近代:正宗白鳥『塵埃』

9・10、〈仕事〉の近代:谷崎潤一郎『小さな王国』

11・12、広がりと受容:吉屋信子『ヒヤシンス』

13・14、広がりと受容:葉山嘉樹『セメント樽の中の手紙』

 

【前期定期試験】

 

 

 

(後期)

1・2、〈仕事〉とは何か:王昶雄『奔流』

3・4、〈仕事〉とは何か:井伏鱒二『遙拝隊長』

5・6、〈仕事〉とは何か:庄野潤三『プールサイド小景』

7・8、〈仕事〉とは何か:村上春樹『午後の最後の芝生』

9・10、〈仕事〉とは何か:角田光代『橋の向こうの墓地』

11・12・13・14、日本文学の映画化(森鷗外、三島由紀夫、芥川龍之介など)

 

【後期定期試験】

 

 

 

 

 

 

 

 

1・2、教材に目を通し、「仕事」の多様性を読み取る。また、プレゼンテーションでどこを分担するか考えておく。

3・4、『海城発電』を読み、プレゼンテーション後の議論に参加できるよう準備する。分からない漢字、語句を調べておく。

5・6、『にごりえ』を読み、プレゼンテーション後の議論に参加できるよう準備する。分からない漢字、語句を調べておく。

7・8、『塵埃』を読み、プレゼンテーション後の議論に参加できるよう準備する。分からない漢字、語句を調べておく。

9・10、『小さな王国』を読み、プレゼンテーション後の議論に参加できるよう準備する。分からない漢字、語句を調べておく。

11・12、『ヒヤシンス』を読み、プレゼンテーション後の議論に参加できるよう準備する。分からない漢字、語句を調べておく。

13・14、『セメント樽の中の手紙』を読み、プレゼンテーション後の議論に参加できるよう準備する。分からない漢字、語句を調べておく。

 

1・2、『奔流』を読み、プレゼンテーション後の議論に参加できるよう準備する。分からない漢字、語句を調べておく。

3・4、『遙拝隊長』を読み、プレゼンテーション後の議論に参加できるよう準備する。分からない漢字、語句を調べておく。

5・6、『プールサイド小景』を読み、プレゼンテーション後の議論に参加できるよう準備する。分からない漢字、語句を調べておく。

7・8、『午後の最後の芝生』を読み、プレゼンテーション後の議論に参加できるよう準備する。分からない漢字、語句を調べておく。

9・10、『橋の向こうの墓地』を読み、プレゼンテーション後の議論に参加できるよう準備する。分からない漢字、語句を調べておく。

11・12・13・14、映画化されている日本文学の作品を調べておく。鑑賞した映画のもととなった作品を読むのがのぞましい。

2h

 

 

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4h

 

自学自習時間合計

 28h

キーワード

日本近代文学、仕事、社会、プレゼンテーション、論理的思考

教科書

飯田祐子編『文学で考える〈仕事〉の百年』(2010、双文社出版)

参考書

『新国語便覧』(第一学習社)

カリキュラム中の位置づけ

前年度までの関連科目

 

現学年の関連科目

すべての一般科目

次年度以降の関連科目

 

連絡事項

「文学」に書かれた「仕事」を考察することを通して、近代的な社会の枠組みの中で、仕事と人間の関係がどのように変化してきたのか読み取ってほしい。文学は時代を写し出す鏡でもある。また、視聴覚資料も用い、言葉だけではない文学の受容にも触れる予定である。各作品を読み終えた後、確認テストを実施する。

シラバス作成年月日

平成23年2月15日