科目名 |
倫理・社会 |
英語科目名 |
Ethics and Social Studies |
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開講年度・学期 |
平成23年度・通年 |
対象学科・専攻・学年 |
3年・機械・電子・物質・建築 |
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授業形態 |
講義 |
必修or選択 |
必修 |
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単位数 |
2単位 |
単位種類 |
履修単位 |
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担当教員 |
上野 哲 |
居室(もしくは所属) |
講義棟2階 |
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電話 |
0285-20-2174 |
E-mail |
tueno@oyama-ct.ac.jp |
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授業の達成目標 |
授業達成目標との対応 |
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小山高専の 教育方針 |
学習・教育 目標(JABEE) |
JABEE基準要件 |
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1.「人間は倫理的に生きられないので倫理を必要とする」という逆説的 |
@ |
(C−1) |
(d) |
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な視点を,倫理思想史を踏まえ,倫理学の基本原理を獲得したうえ |
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(C−2) |
(b) |
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で,理解できること。 |
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(C−3) |
(d) |
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2.「善く生きる」ための方法を,頭の中ではわかっていても実行できな |
A |
(B−3) |
(e) |
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いのは何故なのかについて,説明できること。 |
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3.「善い生き方」について,説得力を伴う持論を展開できること。 |
E |
(D−3) |
(f) |
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各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法 |
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1.「善く生きる」とはどのようなことかについて,考え続けたにもかかわらず答えを出せなかったのが人類史であることを,倫理思想史を踏まえて理解でき,倫理学の基本原理を説明できる。 2.明確な解決策の提示が難しい,現代に特有の応用倫理学の問題を具体的に分析・検討できる。 3.自分の価値観を他人に共有してもらえるようにするための方策を理解したうえで,科学技術分野の問題解決策について,説得力を伴う持論を展開できる。 以上について,下記方法により評価し,60%以上の成績で達成とする。 |
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評価方法 |
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レポート(休暇時に課す課題)(30%),前期後期それぞれの中間試験・期末試験の成績(70%)によって総合的に評価する。 |
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授業内容 |
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1.哲学・倫理学の大原則 |
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2.倫理学の基本4公式 |
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3.神の存在証明 |
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4.人間とは何か |
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5.ウソと事実 |
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6.物心二元論 |
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7.モラルと倫理 |
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8.合理性と平等性 |
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9.理性と欲望 |
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10.認識論 |
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11.時間の謎 |
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12.存在と因果関係 |
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13.道具としての時間空間論 |
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14.時間非実在論 |
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15.主客二元論の克服 |
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キーワード |
二元論,価値,合理性,平等性,時間・空間 |
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教科書 |
『最新倫理資料集
再訂版』第一学習社 |
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参考書 |
必要に応じて適宜紹介する。 |
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カリキュラム中の位置づけ |
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前年度までの関連科目 |
政治・経済 |
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現学年の関連科目 |
国語,歴史 |
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次年度以降の関連科目 |
哲学,歴史学,人間と科学T/U |
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連絡事項 |
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シラバス作成年月日 |
平成23(2011)年2月24日 |