科目名 |
技術者倫理 |
英語科目名 |
Ethics of
Engineers | ||||
開講年度・学期 |
平成23年度・前期 |
対象学科・専攻・学年 |
専攻科1・2年 | ||||
授業形態 |
講義 |
必修or選択 |
必修 | ||||
単位数 |
2単位 |
単位種類 |
学修単位(15≁30)h | ||||
担当教員 |
上野哲・井田晋 |
居室(もしくは所属) |
講義棟2階 | ||||
電話 |
0285-20-2174(上野) |
E-mail |
tueno@oyama-ct.ac.jp | ||||
授業の達成目標 |
授業達成目標との対応 | ||||||
小山高専の 教育方針 |
学習・教育 目標(JABEE) |
JABEE基準要件 | |||||
1.科学技術の発展過程と科学技術が現在直面する問題を技術史を踏まえて |
CE |
(A−3) |
(g) | ||||
技術者の立場から説明できること。 |
|
(D−3) |
(f) | ||||
2.技術者として直面する倫理的問題と技術者のあるべき姿を多面的総合的に |
CE |
(A−2) |
(e) | ||||
説明できること。 |
|
(D−3) |
(f) | ||||
3.科学技術をめぐる問題の解決策について創造的に持論を構築できる |
@ |
(C−2) |
(b) | ||||
こと。 |
|
(C−3) |
(a) | ||||
各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法 | |||||||
達成目標1〜3
:課題に対する提出レポート(全4回)の内容を以下の基準で評価する。 レポートの評価基準 [設問条件の理解] 設問の条件を踏まえている。
(20点) [課題内容理解] 課題の内容を理解している。
(20点) [論理性] 論理的に記述されている。 (20点) [独創性] 独創的な視点に基づいた論述を試みている。
(20点) [現実性] 現実的な考察をおこなっている。
(20点) | |||||||
評価方法 | |||||||
評価は下記2項目の相加平均によって行なう。 ・課題に対する提出レポート(全4回)(90%) ・授業中の発言や報告(提出物を含む)における発表内容(10%) | |||||||
授業内容 |
授業内容に対する自学自習項目 |
自学自習時間 | |||||
1.なぜ技術者倫理を学ぶか |
属性分類・発想の転換に基づく考察法を学ぶ |
4 | |||||
2.応用倫理学を考える |
倫理学の基本4公式を理解する |
4 | |||||
3.技術者に求められる倫理 |
ホイッスルブローイングの長短を学ぶ |
4 | |||||
4.企業人としての社会的責任 |
CSRとオープンソースについて学ぶ |
4 | |||||
5.市民としての社会的責任 |
消費者・ユーザーの社会的責任について学ぶ |
4 | |||||
6.新しい倫理の課題(1) |
環境倫理について学ぶ |
4 | |||||
7.新しい倫理の課題(2) |
生命倫理について学ぶ |
4 | |||||
8.新しい倫理の課題(3) |
科学技術倫理について学ぶ |
4 | |||||
9.日本のものづくりと職人の技 |
ものづくりの伝統について調べる |
4 | |||||
10.地域とともに生きる |
地域の事例を学ぶ |
4 | |||||
11.工学の倫理綱領と倫理規定 |
工学各分野の倫理的取り組みを学ぶ |
4 | |||||
12.重大事故・失敗事例1 |
ダコマ橋、チェルノブイリ事故について学ぶ |
4 | |||||
13.重大事故・失敗事例2 |
チャレンジャー号事故に学ぶ |
4 | |||||
14.重大事故・失敗事例3 |
福知山線事故について学ぶ |
4 | |||||
15.重大事故・失敗事例4 |
食の安全、偽装・リコール問題について学ぶ |
4 | |||||
16.どのような技術者になるか |
あるべき技術者としての自己像を描く |
4 | |||||
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自学自習時間合計 |
64 | |||||
キーワード |
技術者、倫理、責任、安全、事故、技術と技能 | ||||||
教科書 |
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参考書 |
必要に応じて適宜指示する | ||||||
カリキュラム中の位置づけ | |||||||
前年度までの関連科目 |
哲学、歴史学、人間と科学、技術論 | ||||||
現学年の関連科目 |
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次年度以降の関連科目 |
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連絡事項 | |||||||
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シラバス作成年月日 |
平成23年1月25日 | ||||||