科目名

文学

英語科目名

Literature

開講年度・学期

平成24年度(通年)

対象学科・専攻・学年

機械工学・電気情報工学・物質工学科4年

授業形態

講義

必修or選択

必修

単位数

1単位

単位種類

履修単位(30h

担当教員

佐藤元紀

居室(もしくは所属)

一般科会議室

電話

 

E-mail

m.sato0609@gmail.com

 

授業の達成目標

 

授業達成目標との対応

小山高専の

教育方針

学習・教育

目標(JABEE)

JABEE基準要件

1 作品の読解を通して読む能力を身に付け、主体的に考えることにより多角的な視点や思考を涵養すること。

@,A

C-3

(f)

2 自ら問題提起し、それを考察・解決する方法を身に付けること。

C

A-3

(d),(f)

3 プレゼンテーションを通して論理的に自らの考えを整理し、それを他者に発信すること。

A,E

B-3

(f),(h)

4 積極的に自らの意見を述べると共に、他者の意見を聞いて理解し、議論を展開できること。

@,E

D-2

(f)

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法

達成目標1,2――試験において60%以上の成績で評価する。

達成目標3,4――口頭発表、提出課題の内容を設定水準で評価する。

評価方法

年2回の定期試験の成績:8割、授業中の口頭発表・提出課題:2割として評価する。

授業内容

授業内容に対する自学自習項目

自学自習時間 

【前期】

1 ガイダンス@(授業の進め方、作品の扱い方について)

2 ガイダンスA(プレゼンテーションの分担)

3 〈近・現代詩〉を読む:

高村光太郎「ぼろぼろな駝鳥」

4 〈近・現代詩〉を読む:

       北原白秋「序詩」

5 〈近・現代詩〉を読む:

       川路柳虹「塵塚」

6 〈近・現代詩〉を読む:

       室生犀星「めまひをしながら」

7 〈近・現代詩〉を読む:

       三富朽葉「メランコリア」

8 〈近・現代詩〉を読む:

       田中冬二「青い夜道」

9 〈近・現代詩〉を読む:

       壺井繁治「蝶」

10 〈近・現代詩〉を読む:

       丸山薫「病める庭園」

11 〈近・現代詩〉を読む:

       北川冬彦「戦争」

12 〈近・現代詩〉を読む:

       三好達治「砂の砦」

13  映像化された〈近代文学〉

14 映像化された〈近代文学〉

 

《前期定期試験》

 

 

【後期】

 〈近・現代詩〉を読む:

       高橋新吉「一九一一年集」

 〈近・現代詩〉を読む:

   小熊秀雄「馬の胴体の中で考えてゐたい」

 〈近・現代詩〉を読む:

       村野四郎「さんさんたる鮟鱇」

 〈近・現代詩〉を読む:

       小野十三郎「重工業抄」

 〈近・現代詩〉を読む:

       林芙美子「秋のこゝろ」

 〈近・現代詩〉を読む:

       伊藤整「雪あかりの人」

 〈近・現代詩〉を読む:

       原民喜「コレガ人間ナノデス」

 〈近・現代詩〉を読む:

       中原中也「骨」

 〈近・現代詩〉を読む:

       立原道造「のちのおもひに」

10 〈近・現代詩〉を読む:

       石垣りん「水槽」

11 〈近・現代詩〉を読む:

       茨木のり子「時代おくれ」

12 〈近・現代詩〉を読む:

       谷川俊太郎「なみだうた」

13  映像化された〈近代文学〉

14  映像化された〈近代文学〉

 

《後期定期試験》

 

,2 教材に目を通し、〈詩〉に歌われた内容が何であるか考える。その上で、プレゼンテーションに向けて、どの詩篇を担当するか決めておく。

 

3〜12 各自分からない漢字や語句を調べながら対象となっている詩篇を読む。そして、自らの読みを作り、プレゼンテーション後の議論に参加できるよう備えておく。

 

13,14 〈近代文学〉の作品で映像化されているものを鑑賞する。鑑賞する作品はその都度指示する(芥川龍之介、太宰治、谷崎潤一郎など)。

また、事前に映像のもととなった作品を読んでおくことが望ましい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1〜12 各自分からない漢字や語句を調べながら対象となっている詩篇を読む。そして、自らの読みを作り、プレゼンテーション後の議論に参加できるよう備えておく。

 

 

13,14 〈近代文学〉の作品で映像化されているものを鑑賞する。鑑賞する作品はその都度指示する(芥川龍之介、太宰治、谷崎潤一郎など)。

また、事前に映像のもととなった作品を読んでおくことが望ましい。

 

 

 

2h

 

 

 

 

各1h

 

 

 

 

 

各2h

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

各1h

 

 

 

 

 

 

各2h

 

自学自習時間合計

32h

キーワード

日本近代文学、近・現代詩、読解力、論理的思考、プレゼンテーション

教科書

高橋順子編著『日本の現代詩101』(2007、新書館)

参考書

『新国語便覧』(第一学習社)

カリキュラム中の位置づけ

前年度までの関連科目

 

現学年の関連科目

一般科目

次年度以降の関連科目

 

連絡事項

一篇の〈詩〉にじっくりと向き合い、そこで歌われているものを読み取り、作品の理解を深めることを目標とする。それらが〈小説〉とは異なる〈詩〉という形式で行われた営為であることの意味=〈詩〉とは何かを各自考えて欲しい。また、映像資料の鑑賞を通して〈近代文学〉を文字以外のメディアによって受容することも行う。

各プレゼンテーション後の議論での発言も評価の対象とし、授業の終わりに意見等を書いて提出することを課す。

シラバス作成年月日

平成24年2月18日