科目名

地理

英語科目名

Geography

開講年度・学期

平成24年度・通年

対象学科・専攻・学年

電気情報工学科・機械工学科・1年

授業形態

講義

必修or選択

必修

単位数

単位種類

履修単位30h

担当教員

原 啓介

居室(もしくは所属)

なし

電話

なし

E-mail

なし

 

授業の達成目標

 

授業達成目標との対応

小山高専の

教育方針

学習・教育

目標(JABEE)

JABEE基準要件

1.地理学の基本的な見方考え方を通して、地理学の面白さ、興味深さについて理解する

@−C

 

 

2.人文社会科学的な素養や視点を養い、幅広い観点から物事を理解し、比較・対照し、判断し、結論付けられる素地を養う

@−C

 

 

3.科学的、客観的な議論が展開できる

@−C

 

 

4.国際社会に生きる日本人としての自覚と素養を養う

@−C

 

 

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法

1.地理学の基本的な見方・考え方が説明できる

2.地域空間を理解する上での基本的な視点が説明できる

3.人文社会科学的視点に立って地域の空間特性が説明できる

4.科学的、客観的な議論の必要性や重要性が説明できる

評価方法

1.授業内での作業・発表等40  2.定期試験(回)40  3.提出物(課題レポート等)20

授業内容

【前期テーマ】地理は身近なモノ、地域をみる(見る、視る、観る、診る)、日本をみる

1.講義ガイダンス。地理とは何か?暗記科目か?工業高専生にとって必要のないモノか?

2.教科書・地図帳の使用方法。地理の世界地理からみた地球、世界、日本、そして小山

 

 

3.地図とは何か@地図から世界をみる―地図の有用性と有意性―

4.地図の可能性A地図から日本、小山みる―略地図の作成を通して―

5.北海道地域をみる………自分と他者の“みる”ことの比較・対照を通して

6.東北地域をみる…………自分と他者の“みる”ことの比較・対照を通して

7.北関東地域をみる………自分と他者の“みる”ことの比較・対照を通して

8.南関東地域をみる………自分と他者の“みる”ことの比較・対照を通して

9.北陸・東山地域をみる…自分と他者の“みる”ことの比較・対照を通して

10.東海地域をみる…………自分と他者の“みる”ことの比較・対照を通して

11.東近畿地域をみる………自分と他者の“みる”ことの比較・対照を通して

12.西近畿地域をみる………自分と他者の“みる”ことの比較・対照を通して

13.中国地域みる…………自分と他者の“みる”ことの比較・対照を通して

14.四国地域をみる…………自分と他者の“みる”ことの比較・対照を通して

15.九州地域みる…………自分と他者の“みる”ことの比較・対照を通して

16.沖縄地域をみる…………自分と他者の“みる”ことの比較・対照を通して

【後期テーマ】国際化社会、世界的視野、世界をみる

17.地球環境問題@地球白書レポート(1)都市編21世紀初頭の議論と現在の議論との比較・対照を通して―

18.地球環境問題A地球白書レポート(2)人口編21世紀初頭の議論と現在の議論との比較・対照を通して―

19.地球環境問題B地球白書レポート(3)食糧編21世紀初頭の議論と現在の議論との比較・対照を通して―

20.地球環境問題C地球白書レポート(4)環境編21世紀初頭の議論と現在の議論との比較・対照を通して―

21.地球環境問題D人文環境と自然環境の連動性―先進国・途上国・自然国―

22.地球環境問題E食糧問題(1)食糧・食料の安全性に対する先進国と途上国の受け止め方の違い

23.地球環境問題F食糧問題(2)食糧・食料の生産地に対する先進国と途上国の受け止め方の違い

24National Geographic社の研究調査活動からる世界@さまざまな研究調査活動

25National Geographic社の研究調査活動からる世界A五大湖とアメリカ社会の歩みから先進国をみる

26National Geographic社の研究調査活動からる世界Bバチカン市国を事例に宗教と人間についてみる

27National Geographic社の研究調査活動からる世界C火山活動を事例に自然の驚異についてみる

28National Geographic社の研究調査活動からる世界D熱帯雨林地域を事例に生態系についてみる

29National Geographic社の研究調査活動からる世界E先進国と途上国の格差の要因についてみる(自然的条件)

30National Geographic社の研究調査活動からる世界F先進国と途上国の格差の要因についてみる(人文的条件)

31National Geographic社の研究調査活動からる世界G数々の文明の崩壊と再生。日本の方向性についてみる

32地理総括


 

キーワード

地球、世界、日本、小山、地図、都市、自然環境、人文環境、先進国、途上国、比較・対照

教科書

帝国書院『新地理A』、『標準高等地図―地図で読む現代社会―』

参考書

授業中に適宜紹介する

カリキュラム中の位置づけ 

人文社会科学的な素養と視点を養い、幅広い観点から科学的考察を実践するための科目である

前年度までの関連科目

なし(中学社会)

現学年の関連科目

英語、国語

次年度以降の関連科目

倫理・社会、政治・経済、歴史、哲学、人間と科学

連絡事項

1.地理()や地理的な見方・考え方に暗記力や記憶力はたいして重要ではない

1.授業・講義への積極的な参加を期待する―好きこそモノの上手なれ―

2.目的・目標を持って受講して欲しい―地理は誰もが思考の武器とできる―

3.知識と経験を基礎に、新たな知恵を導き出してほしい―「理論と実践」「机上と現場」の両輪の活用―

4.国際社会の中で有用有意な議論のできる素養を養って欲しい

―外国を理解することは日本を理解することにもなる―

シラバス作成年月日

平成24年3月17