科目名

応用英語2

英語科目名

Applied English 2

開講年度・学期

平成20年度・後期

対象学科・専攻・学年

1年 全専攻

授業形態

講義

必修or選択

必修

単位数

2単位

単位種類

学修単位(15+30時間)

担当教員

小野 雄一

居室(もしくは所属)

講義棟 1階

電話

0285-20-2188

E-mail

yono@小山高専のドメイン名

授業の達成目標

1 英語による様々な話題のニュースに触れ、時事英語に関する基本表現を習得する。

2 プレゼンテーションに必要な基本的なリスニング、スピーキング活動が出来るようになる。

3 フィールド調査を行い、プレゼンテーションに必要なデータを収集し、その内容に関して討議をし、プレゼンテーションの組み立て、構成を考えるようになる。

4 Power Pointを活用した5分間プレゼンテーションおよび英語による質疑応答が出来るようになる。

5 プレゼンテーションの応用としてPodcast製作を行い、相互評価を行う。

 

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法

1〜5 発表の様子から設定水準に基づいて評価する。

 

評価方法

・自学自習項目、課題等   ・・・・30%

・試験(プレゼンテーション)・・・70%

 

授業内容

授業内容に対する自学自習項目

自学自習時間 

1.ガイダンス、プレゼンテーションとは

テキストUnit 1 What is a Presentation?

CEAS課題@

4

2.時事問題に関する英文読解1

テキストUnit 2 Cellphones --- Are they

dangerous?

CEAS課題A

4

3.時事問題に関する英文読解2

テキストUnit 3 Climate Change --- Global

 Warming

CEAS課題B

4

4.プレゼンテーション論1

テキストUnit 4 Making an Effective

 Presentation

CEAS課題C

4

5.プレゼンテーション論2

テキストUnit 5 Preparing Visual Aids

CEAS課題D

4

6.プレゼンテーション準備1

 PowerPoint・英文製作、外国人教師との討論

CEAS課題E

4

7. プレゼンテーション準備2

 PowerPoint・英文製作、外国人教師との討論

CEAS課題F

4

8.後期中間試験・第1回プレゼンテーションコンテスト

プレゼンテーションコンテストの準備

CEAS課題G

4

9.Podcastコンテスト概説

 テーマ決定、グループ決め

CEAS課題H

4

10.背景に関する読解@

教材はCEASで配布

CEAS課題I

4

11.背景に関する読解A

教材はCEASで配布

CEAS課題J

4

12.フィールドリサーチ@

教材はCEASで配布

CEAS課題K

4

13.フィールドリサーチA

 

教材はCEASで配布

CEAS課題L

4

14.Podcast製作@

 Computer Literacy、英文製作、外国人教師との討論

CEAS課題M

4

15. Podcast製作A

 Computer Literacy、英文製作、外国人教師との討論

CEAS課題N

4

学年末試験・第1Podcastコンテスト

 

Podcastコンテストの準備

 

 

自学自習時間合計

60

キーワード

英語プレゼンテーション、Power PointPodcast、質疑応答

教科書

リーディングから始める英語プレゼンテーション入門 岡田圭子他 アルク社

参考書

 

小山高専の教育方針@〜Eとの対応

E

技術者教育プログラムの学習・教育目標

(D-1)言語の知識と語学・会話力を身につける。

(E-1)外国の文化や価値観を知って国際性を身につける。

JABEE基準1の(1)との関係

(a) 地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養

(f) 日本語による論理的な記述力,口頭発表力,討議等のコミュニケーション能力および国際的に通用するコミュニケーション基礎能力

カリキュラム中の位置づけ

前年度までの関連科目

英語T、英語U、英会話、英語演習T、英語演習U

現学年の関連科目

応用英語1

次年度以降の関連科目

 

連絡事項

 この授業は単に知識を学んで終わりという授業ではなく、自分が考えていることを英語で相手に的確に伝える経験を出来るだけたくさん行う授業です。最近企業や産業界からは将来の技術者に必要な能力として、「プレゼンテーション能力」が注目されています。最初は人前で話しをするのが緊張して嫌だと思うかもしれませんが、「習うより慣れろ」の精神でチャレンジしてほしいと思います。

この授業で扱うのは、自分の得意分野・専門分野の一方的なスピーチではなく、世間で話題になっている時事問題に焦点を当て、新しい文化、価値観を学び、グループ討議を重ねた上で、そこで学んだことを相手に確実に伝えるために、写真、映像、音楽等を用いながら相手に説明をする「プレゼンテーション」です。また、高専生活で培ったIT技術を活用し、英語によるPodcast製作を行い、相互鑑賞をしながら評価をしていく過程をも学習します。これらのコンテストでは外国人審査員の前で質疑応答を行います。

前半のテーマは「携帯電話」と「地球温暖化」です。後半は「日光市」をテーマにします。日光市のテーマの際にはフィールドリサーチも行い、現地取材を行います(休みの日を利用する)。実践的な政策を通して、使える英語をどんどん実践して欲しいと思います。

この授業は担当教員(小野)以外に、非常勤講師や他大学の外国人教師の手助けを得て、英語を用いた討論会も行います。日光市のときは日光観光協会の方々の協力も得る予定です。これら全てのプロセスが、本当の実践的コミュニケーション能力を育てるものと思います。とにかくチャレンジしましょう。

 

 

シラバス作成年月日

平成20831