科目名

国語

英語科目名

Japanese

開講年度・学期

平成20年度・通年

対象学科・専攻・学年

電子制御・物質・建築 3年

授業形態

講義

必修or選択

必修

単位数

2単位

単位種類

履修単位(30h)

担当教員

柴田 美由紀

居室(もしくは所属)

電子制御工学科棟 1F

電話

0285-20-2172

E-mail

Miyuki-s@oyama-ct.ac.jp

授業の達成目標

1 日本語の特徴を理解し、言葉の問題点を自ら考える姿勢を獲得すること

2 日本語で表現するために必要な知識を習得し、それらを応用できること。

3「聞く・話す・読む・書く」の実践的訓練を通じて、コミュニケーションスキルが向上すること。

4「聞く・話す・読む・書く」経験を通じて発想力・創造力を養い、積極的に表現する姿勢を獲得すること。

 

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法

 達成目標1・2 試験において60%以上の成績で評価する。

 達成目標3・4 口頭発表、提出課題の内容を設定水準で評価する。

 

評価方法

中間・定期試験、小テスト、提出課題、口頭発表、授業態度、出席による総合評価。

 

授業内容

日本語の特徴(前期)

  1 総論

     @言葉というもの A言葉の種々相 B「日本語」か「国語」か 

2 日本語の音声・音韻

     @音声と音声学 A音素と音韻論 Bアクセント

  3 文字・表記

     @文字の機能 A漢字の借用 B漢字から仮名へ C書記様式の変化 

4 語彙

   @語彙とは何か A語彙の量的側面 B語彙の分類 C位相

  5 敬語

     @待遇表現 A敬語の各種 B私たちと敬語

  6 共通語・方言

     @「方言」「共通語」の概念 A方言の分布 B方言の現状と将来

 

コミュニケーションスキル(読書体験記・手紙文は前期、それ以外は後期)

1 スピーチ

発声・発音・マイク・アイコンタクト・ジェスチャー・聞き手への配慮

2 プレゼンテーション

情報の収集と整理・ディスカッション・チームワーク・効果的な提示方法・視覚的効果

  ディベート

調査・論拠・立論・反駁・排中立の法則・説得力

  小論文・読書体験記

題材・ブレーンストーミング・文章構成・効果的表現・推敲

5 手紙文

敬語・手紙文の構成・手紙文の慣用句・清書(六度法)

6 テクニカルライティング

文の長さ・ねじれのない文・格の正しい文

 

「国語常識の総演習」による小テストを定期的に実施する。

 

キーワード

日本語・言語・コミュニケーションスキル・国語常識

教科書

前期:「概説 日本語」(朝倉書店)  

後期:「高専国語におけるコミュニケーションスキル教材」(オリジナル教材を授業で配布)

参考書

「テスト式 国語常識の総演習 修訂二版」(京都書房)

小山高専の教育方針@〜Eとの対応

E

技術者教育プログラムの学習・教育目標

 

JABEE基準1の(1)との関係

 

カリキュラム中の位置づけ

前年度までの関連科目

 

現学年の関連科目

 

次年度以降の関連科目

 

連絡事項

前期はペーパーテストがあるが、後期は提出物と口頭発表と小テストだけによる評価となる。特に後期は積極的に授業に参加し、「言葉で伝え合うこと」を楽しんで欲しい。

 

シラバス作成年月日:

平成20310