科目名

化学U

英語科目名

Chemistry U

開講年度・学期

平成20年度・後期

対象学科・専攻・学年

物質工学科1年

授業形態

講義

必修or選択

必修

単位数

2単位

単位種類

履修単位

担当教員

宇津木 晨晴

居室(もしくは所属)

電物棟3階

電話

0285-20-218

E-mail

takajo@oyama-ct.ac.jp

授業の達成目標

物質のしくみ、物質にかかわる現象を理解し、より深い化学的考察力を養う。

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法

試験の成績をベースに課題、小テスト結果等を加味して評価する

評価方法

後期中間の成績は試験の成績に基づいて行う。

学年末の成績は後期中間2回、学年末2回、計4回実施する定期試験の平均点をベースに講義の合間に出した質問、課題、小テストの解答結果に基づいて行う。場合によっては受講態度も加味する。

授業内容

無機物質の化学

1.周期表と元素の性質 A.単体・電子配置 (0.5週)

1.周期表と元素の性質 B.周期律と酸化物・電子式 (0.5週)

2.非金属元素の性質 A.水素 (0.25週)

2.非金属元素の性質 B.希ガス (0.25週)

2.非金属元素の性質 C.ハロゲン (0.5週)

2.非金属元素の性質 D.酸素・硫黄 (0.75週)

2.非金属元素の性質 E.窒素・リン (0.5週)

2.非金属元素の性質 F.炭素・ケイ素、まとめと問題(0.5週)

一回目後期中間試験(0.25週)

3.典型金属元素の性質 A. アルカリ金属元素 (0.5週)

3.典型金属元素の性質 B. 2族元素 (0.5週)

3.典型金属元素の性質 C. アルミニウム・亜鉛とその化合物 (0.5週)

3.典型金属元素の性質 D. スズ・鉛・水銀とその化合物、まとめと問題 (0.5週)

4.遷移金属元素の性質 A. 鉄とその化合物 (0.5週)

4.遷移金属元素の性質 B. 銅・銀とその化合物 (0.5週)

4.遷移金属元素の性質 C. クロム・マンガンとその化合物 (0.25週)

4.遷移金属元素の性質 D. イオンの確認と分離、まとめと問題 (0.5週)

二回目後期中間試験(0.25週)

有機化合物の化学

1.有機化合物の特徴と分類 A. 有機化合物の特徴・混成軌道 (0.75週)

1.有機化合物の特徴と分類 B. 有機化合物の分析、まとめ・問題 (0.75週)

2.脂肪族炭化水素 A. 飽和炭化水素 (0.5週)

2.脂肪族炭化水素 B. 不飽和炭化水素、まとめ・問題 (0.5週)

3.酸素を含む化合物 A. アルコールとエーテル (0.75週)

3.酸素を含む化合物 B. アルデヒドとケトン (0.5週)

一回目学年末試験(0.25週)

3.酸素を含む化合物 . カルボン酸とエステル、まとめ・問題 (0.75週)

4.芳香族化合物 A. 芳香族炭化水素 (0.75週)

4.芳香族化合物 B. 酸素を含む芳香族化合物 (0.75週)

4.芳香族化合物 C. 窒素を含む芳香族化合物 (0.75週)

4.芳香族化合物 D. 有機化合物の分離、まとめ・問題 (0.75週)

二回目学年末試験(0.25週) 

キーワード

論理的理解

教科書

渡辺 正 他 「新版 化学T」(大日本図書)

参考書

プロジェ化学T・U(大日本図書)

小山高専の教育方針@〜Eとの対応

@ A−S B−A

技術者教育プログラムの学習・教育目標

 

JABEE基準1の(1)との関係

 

カリキュラム中の位置づけ

前年度までの関連科目

 

現学年の関連科目

 

次年度以降の関連科目

化学U

連絡事項

1.授業方法は講義を中心とし、時々質問や課題を出して解答を求める他、小テストを行う。

2.化学Uは物質工学科の学生にとって重要な化学への入門教科に相当する。予習、復習を欠かさないようにし

て化学の基礎力をしっかりと身につけて下さい。

3.化学的考察や表現を行うとき、基本的用語などの意味や内容をできるだけ正確に理解していることが大変た

いせつである。

4.日常生活のなかで利用されている物質の性質や構造に興味を持ち、物質が示す現象を化学的に理解しよう

と努力してほしい。

シラバス作成年月日

平成2029