科目名

歴史学

英語科目名

History

開講年度・学期

20年度・通年

対象学科・専攻・学年

4年建築学科

授業形態

講義

必修or選択

必修

単位数

2単位

単位種類

履修単位(30h)

担当教員

酒入陽子

居室(もしくは所属)

専攻科棟2

電話

0285202173

E-mail

ysakairi@oyama-ct.ac.jp

授業の達成目標

1.過去の歴史を学ぶことにより、現代の社会を客観的、相対的にとらえる視点を持つことができる

2.日本の歴史を、世界の歴史の流れのなかでとらえる視点をもつことができる

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法

1〜2.期末試験と小テストにおいて60%以上の成績で評価する。

1〜2.課題に対する提出レポートの内容を設定水準で評価する。

1〜2.課題に対する報告、発言内容を、客観性、論理性で評価する。

評価方法

評価は下記2項目に対する相加平均によって行なう。

1.期末試験の成績(60%)

2.小テストおよびレポートの成績、および授業中の口頭報告、発言(40%)

授業内容

冷戦と日本  アジア・太平洋戦争から現代までを取り扱う予定

 

1.アジア・太平洋戦争の終結 ―被害と加害―

   マッカーサーの見た日本

戦争捕虜・シベリア抑留(終戦直後〜1950年)

2.戦後の日本―変わったものと変わらないもの―

   占領政策・朝鮮戦争と対日政策の転換

3.サンフランシスコ平和条約とその問題点

日米安全保障条約(1951年)・基地問題

4.戦後の世界―冷戦構造―

   東西ドイツ成立(1949年)・朝鮮戦争(1950年)・冷戦下のアジア

5.戦後の基本的枠組みの定着 ―戦後日本の経済―

   高度経済成長・石油危機・安定成長・バブル経済、55年体制

6.冷戦下の日本外交

日華平和条約(1952年)・日ソ平和宣言(1956年)

日韓基本条約(1965年)・日中国交回復(1972年)  

5.冷戦構造の終焉―新たな紛争のはじまり―

   冷戦終結宣言(1989年)・湾岸戦争(1991年)

6.時事問題から、現代日本を考える

戦後補償問題・靖国問題・教科書問題・憲法改正問題

7.小山の歴史

※上記の内容を適宜取り上げていく予定。

※授業内容に変更が必要となった場合は、学生に通知の上これを行なう。

キーワード

戦争、冷戦、アジアの中の日本

教科書

日本書籍『日本史A 現代からの歴史』

参考書

必要に応じて指示する

小山高専の教育方針@〜Eとの対応

@E

技術者教育プログラムの学習・教育目標

C-2)社会・経済と技術の共生の可能性を理解できる。

C-3)工業技術者としての社会的責任や倫理観を自覚できること。  

E-1)外国の文化や価値観について知り、国際性を身につけること。

JABEE基準1の(1)との関係

a(b)f

カリキュラム中の位置づけ

前年度までの関連科目

歴史

現学年の関連科目

倫理・社会

次年度以降の関連科目

人間と科学T・U

連絡事項

1.授業方法は、講義、受講者の口頭報告、グループごとの話し合いを中心とします。

2.講義内容について、授業時間の終わりに小テストを行います。

3.歴史を学ぶことは、過去のことがらを知るだけでなく、それが現代社会にどのような影響を及ぼしているかを認識し、自分自身や現代社会を見つめなおすものです。現代社会に起こっている様々な問題について、常に興味をもち、歴史とのつながりを考えるように心がけてください。

シラバス作成年月日

200827