科目名

歴史学

英語科目名

History

開講年度・学期

平成20年度・通年

対象学科・専攻・学年

物質工学科・電気情報工学科・4年

授業形態

講義

必修or選択

必修

単位数

2単位

単位種類

履修単位

担当教員

田村 航

居室(もしくは所属)

一般科

電話

なし

E-mail

なし

授業の達成目標

1.日本の室町時代を理解する。

2.日本文化の源流たる『春秋左氏伝』の世界を理解する。

3.転換期に当たる現在の世界情勢を捉え直す。

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法

1.定期試験において60%以上の成績で評価する。

2.定期試験において60%以上の成績で評価する。

評価方法

年2回の定期試験に基づく。

授業内容

1.日本史の時期区分および構成

2.南北朝の内乱

3.室町幕府の整備

4.下剋上の時代

5.京都と鎌倉、ふたりの将軍

6.中国史の時期区分および構成

7.斉の桓公、覇者のさきがけ

8.晋の文公、放浪の果てに

9.楚の荘公、最強の覇

10.呉・越の対決

キーワード

二重構造 中世の秋 足利学校 王道と覇道 尊皇攘夷 会盟

教科書

プリントを配布

参考書

桜井英治『室町人の精神』、小倉芳彦『春秋左氏伝

小山高専の教育方針@〜Eとの対応

@

技術者教育プログラムの学習・教育目標

C-2)(E-1

JABEE基準1の(1)との関係

(a)(g)

カリキュラム中の位置づけ

前年度までの関連科目

歴史(3年)

現学年の関連科目

特になし

次年度以降の関連科目

人間と科学T、U(5年)

連絡事項

昨今は偽装が流行のようである。高級料亭やら、再生紙の使用やら、食肉会社など、あらゆるところで偽装がおこなわれている。かかる偽装の責を企業に問うのは簡単である。しかるにこれは企業の問題のみにとどまらず、構造的なものであることは、意外や気づかれていない。学生諸君は自らを顧みて欲しい。点数や成績という「結果」ばかりにとらわれているのではないか。本当に分かったのか、本当に力がついたのかという内実を問うことのないまま、よい点数や成績をとるのは誤魔化しでしかない。そして、かかる誤魔化しが幼稚園以来ずっと、社会では点数が金にすりかわって、なおずっと続けられているのである。自らの心がけがそのまま社会の偽装と直結していることを強く自覚して欲しい。同時にこれが学力低下の正体でもある。

シラバス作成年月日

平成20年1月31日