科目名

解析学

英語科目名

Analysis

開講年度・学期

平成20年度・通年

対象学科・専攻・学年

機械工学科 3年

授業形態

講義

必修or選択

必修

単位数

2単位

単位種類

履修単位(30h)

担当教員

伊藤 益男

居室(もしくは所属)

講義棟1階

電話

 

E-mail

 

授業の達成目標

数列と級数に関する基本事項を学び、その上に関数のべき級数展開を学ぶ。2変数関数については、偏微分と2重積分の基本について学ぶ。

1.関数の級数展開の基本的な概念が説明でき、計算ができること。

2.偏微分の基本的な概念が説明でき、計算ができること。

3.重積分の基本的な概念を説明でき、計算ができること。

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法

1〜3.定期試験・課題・小テスト(評価方法については次項)において60%以上の成績で評価する。

評価方法

定期試験の結果、レポート、小テスト、授業態度、出席状況を総合的に評価する。

授業内容

●前期中間試験までの7週 ( )内の数字は教科書のページ

○関数の展開(p.121130148の部分から適宜選択)

 多項式による近似/数列の極限/級数/べき級数とマクローリン展開/オイラーの公式

◎前期中間試験

●前期末試験まで7週

○偏微分法(p.2237)2変数関数/偏導関数/接平面/合成関数の微分法

○偏微分の応用(p.3847)高次偏導関数/2変数関数に関するテイラーの定理/極大極小

◎前期末試験

●後期中間試験までの7週

○偏微分の応用(p.4757)陰関数の微分法/条件付き極値問題/包絡線

○2重積分(p.5873)2重積分の定義/2重積分の計算

◎後期中間試験

●学年末試験までの7週

○変数の変換と重積分(p.7494)座標軸の回転/極座標による2重積分/変数変換/広義積分/いろいろな応用

◎学年末試験

キーワード

べき級数,マクローリン展開,オイラーの公式,2変数関数,偏導関数,2重積分

教科書

高遠節夫 他「新訂微分積分U」(大日本図書)

参考書

高遠節夫 他「新訂微分積分U問題集」(大日本図書)

小山高専の教育方針@〜Eとの対応

A B

カリキュラム中の位置づけ

前年度までの関連科目

基礎数学A・B,代数学・幾何学,微分積分学

現学年の関連科目

線形代数学

次年度以降の関連科目

応用数学・確率統計

連絡事項

1.授業方法は講義を中心として適宜課題や小テストを与える。

2.学習方法は、(予習)事前に教科書に目を通し、疑問点を明確にしておく。

(授業)講義内容や板書の内容をノートに整理して理解する。

理解できない点は随時質問する。授業中に与えられた課題を解く。

(復習)教科書やノート等を参考にして授業内容を確認しておく。

課題等は勿論のこと、教科書の練習問題や問題集の問題を解いてみる。

3.定期試験実施方法について、前期中間、前期末、後期中間、学年末の4回実施。

時間は原則として50分(場合により90分とすることがある)

また原則的として、筆記用具以外の持ち込みを認めない。(持ち込み許可物は予め連絡する)

なお、不正行為に関しては本校規程に従って対応する。

4.2年次の微分積分学から接続している科目なので、微分・積分について復習しておくこと。

  基本的な概念と計算技能をしっかりと身につけること。

5.本校数学科教員は、担当科目に関わらず数学に関する質問を受け付けるので、

放課後等を利用して、在室している教員に随時相談すること。

研究室の場所: 新井・佐藤・須甲(→専攻科棟1階)・森田(→専攻科棟3階)

          玉木(→電子制御工学科棟1階)・島田(→機械工学科棟3階)・伊藤(→講義棟1階)

シラバス作成年月日:平成20年 2月 8日