科目名

人間と科学・1(倫理学)

英語科目名

Cultural  Science 1Ethics)

開講年度・学期

平成21年度・前期

対象学科・専攻・学年

5年全学科

授業形態

講義

必修or選択

選択

単位数

1単位

単位種類

履修単位

担当教員

松島隆裕

居室(もしくは所属)

講義棟2階

電話

0285-20-2174

E-mail

akemi@oyama-ct.ac.jp

授業の達成目標

1.現代日本人の感性や価値観の根底には近世的なものがあることを理解する。

2.幕藩体制を支えた朱子学とそれに反発した諸思想を理解する。

3.近世の史料を通して町人や農民の生き方と思想を理解する。

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法

1.現代人の根底には近世的なものがあることを説明できること。

2.近世の諸思想の基本的特徴と構造を説明できること。

3.学者の思想だけでなく町人や農民の生き方と思想について説明できること。

以上について、レポート・提出物を60%以上の成績で達成とする。

評価方法

評価は次の2項目によって行なう。 

 学期末のレポート(50%)

 授業中の報告や提出物による発表内容(50%)

授業内容

1.歴史と時代区分

2.日本史における中世と近世、近世とはどういう時代か

3.近世社会の成立と儒学

4.幕藩体制と虚構としての武士道

5.近世社会と仏教の変容

6.幕藩体制と日本朱子学

7.陽明学と古学、国学

8.随筆記録の世界

9.町人の道徳と生き方

10.義理人情と正直、誠実

11.農民の生き方と思想

12.二宮尊徳と大蔵永常

13.大黒屋光太夫の経験した世界

14.幕末の激動と思想

15.庶民から見た幕末

16.近世日本社会とは、まとめと展望

 

キーワード

近世、武士道、朱子学、上下定分の理、古学、国学、農書、義理人情

教科書

特になし。必要に応じてプリント配布。

参考書

必要に応じて指示する。

小山高専の教育方針@〜Eとの対応

@ A E

技術者教育プログラムの学習・教育目標

(A−1)(B−3)(C−1)(C−2)(C−3)(D−3)

JABEE基準1の(1)との関係

(a)(b)(g)

カリキュラム中の位置づけ

前年度までの関連科目

倫理・社会、哲学、歴史学

現学年の関連科目

 

次年度以降の関連科目

 

連絡事項

 

 

 

シラバス作成年月日

平成21年1月30日