科目名

政治経済

英語科目名

Politics and Economics

開講年度・学期

平成22年度・通年

対象学科・専攻・学年

2年 電気情報工学科

授業形態

講義

必修or選択

必修

単位数

2単位

単位種類

履修単位

担当教員

岩佐富男(非常勤講師)

居室(もしくは所属)

非常勤講師控室

電話

政治経済

英語科目名

Politics and Economics

授業の達成目標

政治と経済の理論と現実を学び、人間生活の、そして法の根底にある普遍的価値たる正義=真理を理解し、国の将来を背負う若い国民としての意識を持つ。

 

 

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法

小テストおよび定期試験を設定水準に基づいて評価する。

 

 

評価方法

上述の範囲内で、中間および期末試験(50分)を行なう。必要に応じ、小テストも行なう。

 

授業内容

前期.

1.民主政治の発達。Demos Kratiaを起源とする民主主義は、相対主義に基くものであることを理解する。

2 2つの人権と3つの社会。市民法と社会法。アンシャンレジュームと近代との大きな差異の1つである「支配の型」が”時間”や”感情”による支配から”法による(理性)による支配”であることを学ぶ。

3.日本国憲法の特徴。憲法前文および全99条の条文の内、特に人権の原理及び人権侵害の事例を学ぶ。

4.日本の政治機構と課題。民主主義に基く議会を中心とする政治および行政の問題点を学び、地方自治との関連も考察する。

5.国際政治と日本。わが国の現実におかれている立場、特にアメリカ及び国連との関係を学ぶ。

 

後期.

1.現代経済のしくみ。アダムスミスからケインズまでの流れおよび現状を概述する。

2.日本経済の現状と課題。わが国の経済状況を資料を見ながら学ぶ。

3.労働問題と福祉の現状。労基法の基礎と現実の問題を学ぶ。福祉の現実と将来的課題を考える。

4.世界経済の課題と日本。世界経済の潮流を概述し、未来を予測する。

 

 

キーワード

権利、義務、法、Recht,経済活動と人間の本能、約束、未来、幸福への道

教科書

改訂版『現代政治経済』(清水書店)

参考書

岩波『コンパクト六法』平成16年度版

小山高専の教育方針@〜Eとの対応

@

技術者教育プログラムの学習・教育目標

 

JABEE基準1の(1)との関係

 

カリキュラム中の位置づけ

前年度までの関連科目

地理

現学年の関連科目

なし

次年度以降の関連科目

倫理・社会、歴史、歴史学、哲学、人間と科学

連絡事項

授業方法

基本的には講義中心となるが、演習的要素も入れて、mitfernenmitlebenを目指す。

評価方法: 政治経済の勉強は、決して暗記ではありません。従って、評価は、たとえ筆記試験が中心となっても、それは暗記中心ではありません。自分の未来をみつめての意欲的取組み姿勢を評価します。

 

学生へのメッセージ: 身の回りのさまざまな問題を、日頃、考えるように努力する。それは、やがて客観的に事物を観て、本質を透徹する眼がもてるようになる。すなおな心で、コツコツ努力疑問することが肝要です。

 

 

シラバス作成年月日:

平成21228