科目名

技術者倫理

英語科目名

Ethics of Engineers

開講年度・学期

平成22年度・前期

対象学科・専攻・学年

専攻科1・2年

授業形態

講義

必修or選択

必修

単位数

2単位

単位種類

学修単位(15≁30)h

担当教員

井田晋・酒入陽子(予定)

居室(もしくは所属)

管理棟1階・非常勤講師控室(井田)

電話

0296-32-7303(井田)

E-mail

 

授業の達成目標

1.科学技術の発展過程と科学技術が現在直面する問題を技術者的立場から説明できること。

2.技術者として直面する倫理的問題と技術者のあるべき姿を多面的総合的に説明できること。

 

 

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法

達成目標1.2:課題に対する提出レポートの内容を設定基準で評価する。

     レポートの設定基準    レポートとしての書式が正しい。  20点

                     課題の内容を理解している。    20点

                     論理的に記述されている。     20点

                     自分の言葉で記述してある。    20点

                     結論が明確である。        20点

評価方法

評価は下記2項目の相加平均によって行なう。

・課題に対する提出レポート(90%)

・授業中の発言や報告(提出物を含む)における発表内容(10%)

授業内容

授業内容に対する自学自習項目

自学自習時間 

1.なぜ技術者倫理を学ぶか

安全工学とは何かについて学ぶ

2.技術者倫理で何を学ぶか

失敗学について学ぶ

3.近代科学技術とは

デカルト・ベーコンの方法論、科学革命を調べる

4.近代市民の倫理、個人の幸福と社会の幸福

産業革命と倫理について学ぶ

5.技術者に求められる倫理

技術者の社会的使命と責任について学ぶ

6.応用倫理学を考える

環境倫理、戦争倫理などを調べる

7.核の時代と人間

核兵器・原子力・原発に関する知識を得る

8.新しい倫理の課題

生命倫理・経済倫理について学ぶ

9.日本のものづくりと職人の技

ものづくりの伝統について調べる

10.地域とともに生きる

地域の事例を学ぶ

11.工学の倫理綱領と倫理規定

工学各分野の倫理的取り組みを学ぶ

12.重大事故・失敗事例1

ダコマ橋、チェルノブイリについて学ぶ

13.重大事故・失敗事例2

チャレンジャー号事故に学ぶ

14.重大事故・失敗事例3

福知山線事故について学ぶ

15.重大事故・失敗事例4

食の安全、偽装・リコール問題について学ぶ

16.どのような技術者になるか

全体のまとめ

※授業内容に変更が必要となった場合は、学生に通知の上、これを行なう。

 

自学自習時間合計

64

キーワード

技術者、倫理、責任、安全、事故、技術と技能

教科書

 

参考書

必要に応じて指示する。

小山高専の教育方針@〜Eとの対応

@ C E

技術者教育プログラムの学習・教育目標

(A−2)(A−3)(C−2)(C−3)(D−3)

 

JABEE基準1の(1)との関係

(a)(b)(e)(g)

カリキュラム中の位置づけ

前年度までの関連科目

哲学、歴史学、人間と科学、技術論

現学年の関連科目

 

次年度以降の関連科目

 

連絡事項

 

 

 

シラバス作成年月日

平成22120