科目名

技術者倫理

英語科目名

Ethics of Engineers

開講年度・学期

平成25年度・前期

対象学科・専攻・学年

専攻科2年

授業形態

講義

必修or選択

必修

単位数

2単位

単位種類

学修単位(15≁30)h

担当教員

上野哲・松島隆裕

居室(もしくは所属)

講義棟2階

電話

0285-20-2174(上野)

E-mail

tueno@oyama-ct.ac.jp

 

授業の達成目標

 

授業達成目標との対応

小山高専の

教育方針

学習・教育

目標(JABEE)

JABEE基準要件

1.科学技術の発展過程と科学技術が現在直面する問題を技術史を踏まえて

E

(D−3)

(f)

 技術者の立場から説明できること。

 

 

 

2.企業に勤める技術者として直面する倫理的問題と技術者のあるべき姿を多

C

(C−1)

(a)

面的総合的に説明できること。

 

 

 

3.科学技術をめぐる問題の解決策について創造的に持論を構築できる

@A

(C−3)

(b)

 こと。

 

(B−3)

(e)

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法

達成目標1〜3 :課題に対する提出レポート(全8回)の内容を以下の基準で評価する。

レポートの評価基準  [設問条件の理解] 設問の条件を踏まえている。 (20点)

               [課題内容理解] 課題の内容を理解している。 (20点)

               [論理性] 論理的に記述されている。 (20点)

               [独創性] 独創的な視点に基づいて論述を試みている。 (20点)

               [現実性] 現実的な考察をおこなっている。 (20点)

 

評価方法

評価は下記2項目の相加平均によって行なう。

・課題に対する提出レポート(全8回)(90%)

・授業中の発言や報告(提出物を含む)における発表内容(10%)

 

授業内容

授業内容に対する自学自習項目

自学自習時間 

1.技術者倫理と企業倫理(1)

ケースメソッドで倫理を考える

2.技術者倫理と企業倫理(2)

「あるコンビニエンスストアの現金違算」検討

3.技術者倫理と企業倫理(3)

「なぜ会社を辞めるのか?」検討

4.技術者倫理と企業倫理(4)

「ベンチャー電子工業株式会社」検討

5.技術者倫理と企業倫理(5)

「(株)花王のクイックルワイパー開発活動」検討

6.技術者倫理と企業倫理(6)

「青色LED訴訟・2004200億円判決」検討

7.技術者倫理と企業倫理(7)

「イオン株式会社の人材マネジメント」検討

8.技術者倫理と企業倫理(8)

「青梅慶友病院と大塚宣夫」検討

9.日本のものづくりと職人の技

ものづくりの伝統について調べる

10.地域とともに生きる

地域の事例を学ぶ

11.工学の倫理綱領と倫理規定

工学各分野の倫理的取り組みを学ぶ

12.重大事故・失敗事例(1)

ダコマ橋、チェルノブイリについて学ぶ

13.重大事故・失敗事例(2)

チャレンジャー号事故に学ぶ

14.重大事故・失敗事例(3)

福知山線事故について学ぶ

15.重大事故・失敗事例(4)

食の安全、偽装・リコール問題について学ぶ

16.どのような技術者になるか

あるべき技術者としての自己像を描く

 

自学自習時間合計

64

キーワード

技術者、倫理、責任、安全、事故、技術と技能

教科書

 

参考書

松島隆裕編『技術者倫理』(学術図書出版社)。他の文献は必要に応じて適宜指示する。

カリキュラム中の位置づけ

前年度までの関連科目

哲学、歴史学、人間と科学、技術論

現学年の関連科目

 

次年度以降の関連科目

 

連絡事項

 

 

 

シラバス作成年月日

平成25年2月28日