科目名

地理

英語科目名

Geography

開講年度・学期

平成25年度・通年

対象学科・専攻・学年

1年機械工学科・電気電子創造工学科@

授業形態

講義

必修or選択

必修

単位数

単位種類

履修単位30h

担当教員

原 啓介

居室(もしくは所属)

なし

電話

なし

E-mail

なし

 

授業の達成目標

 

授業達成目標との対応

小山高専の

教育方針

学習・教育

目標(JABEE)

JABEE基準要件

1.地理学の基本的な見方・考え方を通して、地理学の面白さ、興味深さについて理解する

@−C

 

 

2.人文社会科学的な素養や視点を養い、幅広い観点から物事を理解し、比較・対照し、判断し、結論付けられる素地を養う

@−C

 

 

3.科学的、客観的な議論が展開できる

@−C

 

 

4.国際社会に生きる日本人としての自覚と素養を養う

@−C

 

 

各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法

1.地理学の基本的な見方・考え方が説明できる

2.地域空間を理解する上での基本的な視点が説明できる

3.人文社会科学的視点に立って地域の空間特性が説明できる

4.科学的、客観的な議論の必要性や重要性が説明できる

評価方法

1.授業内での作業・発表等40%  2.定期試験(4回)40%  3.提出物(課題レポート等)20

授業内容

【前期テーマ】地理は身近なモノ、地域をみる(見る、視る、観る、診る)、日本をみる

1.講義ガイダンス。地理とは何か?暗記科目か?工業高専生にとって必要のないモノか?

2.教科書・地図帳の使用方法。地理の世界。地理からみた地球、世界、日本、そして小山

3.地図とは何か@地図から世界をみる―地図の有用性と有意性―

4.地図の可能性A地図から日本、小山をみる―略地図の作成を通して―

5.北海道地域をみる………自分と他者の“みる”ことの比較・対照を通して

6.東北地域をみる…………自分と他者の“みる”ことの比較・対照を通して

7.北関東地域をみる………自分と他者の“みる”ことの比較・対照を通して

8.南関東地域をみる………自分と他者の“みる”ことの比較・対照を通して

9.北陸・東山地域をみる…自分と他者の“みる”ことの比較・対照を通して

10.東海地域をみる…………自分と他者の“みる”ことの比較・対照を通して

11.東近畿地域をみる………自分と他者の“みる”ことの比較・対照を通して

12.西近畿地域をみる………自分と他者の“みる”ことの比較・対照を通して

13.中国地域をみる…………自分と他者の“みる”ことの比較・対照を通して

14.四国地域をみる…………自分と他者の“みる”ことの比較・対照を通して

15.九州地域をみる…………自分と他者の“みる”ことの比較・対照を通して

16.沖縄地域をみる…………自分と他者の“みる”ことの比較・対照を通して

【後期テーマ】国際化社会、世界的視野、世界をみる

17.地球環境問題@地球白書レポート(1)都市編―21世紀初頭の議論と現在の議論との比較・対照を通して―

18.地球環境問題A地球白書レポート(2)人口編―21世紀初頭の議論と現在の議論との比較・対照を通して―

19.地球環境問題B地球白書レポート(3)食糧編―21世紀初頭の議論と現在の議論との比較・対照を通して―

20.地球環境問題C地球白書レポート(4)環境編―21世紀初頭の議論と現在の議論との比較・対照を通して―

21.地球環境問題D人文環境と自然環境の連動性―先進国・途上国・自然国―

22.地球環境問題E食糧問題(1)食糧・食料の安全性に対する先進国と途上国の受け止め方の違い

23.地球環境問題F食糧問題(2)食糧・食料の生産地に対する先進国と途上国の受け止め方の違い

24National Geographic社の研究調査活動からみる世界@多くの研究調査活動から人間と自然の関係についてみる

25National Geographic社の研究調査活動からみる世界A三大宗教の聖地を事例に人間と文化の関係についてみる

26National Geographic社の研究調査活動からみる世界Bバチカン市国を事例に宗教と人間の関係についてみる

27National Geographic社の研究調査活動からみる世界C熱帯雨林地域を事例に生態系の本質についてみる

28National Geographic社の研究調査活動からみる世界D五大湖地域を事例に人間による環境改変についてみる

29National Geographic社の研究調査活動からみる世界E先進国と途上国の格差の要因についてみる(自然的条件)

30National Geographic社の研究調査活動からみる世界F先進国と途上国の格差の要因についてみる(人文的条件)

31National Geographic社の研究調査活動からみる世界G数々の文明の崩壊と再生。日本の方向性についてみる

32.地理総括

キーワード

地球、世界、日本、小山、地図、都市、自然環境、人文環境、先進国、途上国、比較・対照

教科書

帝国書院『新地理A』、『標準高等地図―地図で読む現代社会―』

参考書

授業中に適宜紹介する

カリキュラム中の位置づけ

前年度までの関連科目

なし(中学社会)

現学年の関連科目

英語、国語

次年度以降の関連科目

倫理・社会、政治・経済、歴史、哲学、人間と科学

連絡事項

1.地理()や地理的な見方・考え方に暗記力や記憶力はたいして重要ではない

1.授業・講義への積極的な参加を期待する―好きこそモノの上手なれ―

2.目的・目標を持って受講して欲しい―地理は誰もが思考の武器とできる―

3.知識と経験を基礎に、新たな知恵を導き出してほしい―「理論と実践」「机上と現場」の両輪の活用―

4.国際社会の中で有用有意な議論のできる素養を養って欲しい

―外国を理解することは日本を理解することにもなる―

シラバス作成年月日

平成25年2月15