科目名 |
人間と科学U(倫理学) |
英語科目名 |
Cultural Science I (Applied Ethics) |
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開講年度・学期 |
平成25年度・後期 |
対象学科・専攻・学年 |
5年全学科 |
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授業形態 |
講義 |
必修or選択 |
選択 |
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単位数 |
1単位 |
単位種類 |
履修単位 |
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担当教員 |
上野 哲 |
居室(もしくは所属) |
講義棟2階 |
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電話 |
0285-20-2174 |
E-mail |
tueno@oyama-ct.ac.jp |
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授業の達成目標 |
授業達成目標との対応 |
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小山高専の 教育方針 |
学習・教育 目標(JABEE) |
JABEE基準要件 |
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1.科学技術時代にふさわしい新たな倫理が必要になった背景を理解で |
@ |
(C−2) |
(b) |
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きること。 |
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(C−3) |
(d) |
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2.これからの時代に必要とされる専門家と市民の倫理について説明で |
A |
(B−3) |
(e) |
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きること。 |
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3.応用倫理分野の問題解決策について,説得力を伴う持論を展開でき |
E |
(D−3) |
(f) |
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ること。 |
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各達成目標に対する達成度の具体的な評価方法 |
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1.人間の生死の定義の変更など,これまで人類が直面することのなかった新たな問題の発生に伴い,応用倫理学が広く論じられるようになった背景を説明できる。 2.応用倫理分野での具体的な問題を提示でき,そこで必要とされるようになった新たなモラルのあり方を,科学技術時代に生きる市民としての立場から説明できる。 3.科学技術倫理分野の問題は他の応用倫理学の問題と密接な関係をもっていることを理解し,学際的な視点に基づいて今後の科学技術の社会的・倫理的受容のあり方を視野に入れながら,問題解決策について,説得力を伴う持論を展開できる 以上について,下記方法により評価し,60%以上の成績で達成とする。 |
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評価方法 |
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授業参加状況(授業中の報告や提出物)(30%),学期末レポート(70%)によって総合的に評価する。 |
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授業内容 |
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1.科学技術倫理と生命倫理 |
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2.生殖技術の発展と権利の問題 |
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3.日本の生命観と西欧の生命観 |
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4.スポーツとドーピング問題 |
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5.「性」と「身体」の問題 |
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6.「健康」と「標準値」の関係 |
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7.脳死と臓器移植 |
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8.環境を「保全する」とは |
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9.「ハードゾーニング」と「ソフトゾーニング」 |
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10. ニセ科学が引き起こす問題 |
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11.科学ジャーナリズムをめぐる諸問題 |
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12.ホイッスルブローイングの長所と短所 |
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13.企業の社会的責任 |
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14.消費者・市民の社会的責任 |
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15.トランス・サイエンスの時代におけるSTS教育 |
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キーワード |
応用倫理学,生命倫理,自己決定,自己責任,未来世代,トランス・サイエンス,STS |
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教科書 |
使用しない。毎回プリントを配布する。 |
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参考書 |
必要に応じて適宜紹介する。 |
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カリキュラム中の位置づけ |
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前年度までの関連科目 |
倫理・社会,哲学,歴史学 |
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現学年の関連科目 |
人間と科学T |
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次年度以降の関連科目 |
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連絡事項 |
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シラバス作成年月日 |
平成25(2013)年2月28日 |