「建築構造特論」
Advanced Course for Structural Design
担当教官
高橋純一
5A
1単位
前期
我が国においては、建築の構造設計はすなはち耐震設計と言っても過言ではない.そこで、建築の地震時における挙動や、これまでの地震被害の発生状況などを考察し、構造設計に反映させることがきわめて重要となる.現行の耐震設計法を中心として、その背景にある考え方や解法理論の紹介に重点を置き、耐震設計の概要を学ぶ.
業
計
画
と
配
当
時
数
1.地震と建築 ・・・ 1週
2.地震による被害 ・・・ 1週
3.地震時の動的挙動 ・・・ 3週
4.設計応力と耐力 ・・・ 2週
前期中間試験
5.耐震設計理論 ・・・ 2週
6.保有耐力と変形性能 ・・・ 3週
7.耐震診断と補修方法 ・・・ 2週
後期末試験
レポートおよび試験成績により評価する.
プリント
地震荷重−その現状と将来展望(日本建築学会)、建築耐震設計における保有耐力と変形性能(日本建築学会)
メッセ-ジ
建築構造力学、鋼構造、鉄筋コンクリ−ト構造等の講義で学んだ設計の基本に対して、ここでは、広範な視点から、より現実的な構造設計に対する考え方を理解することを望む.
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