「建築設計」

Architectural Design

担当教官

滝沢雄三,高橋大輔

 

クラス

1年

単位数

4単位

学期

通年

授業目標

単なる単体の設計ではなく、地域全体を視野に入れた計画・設計を修得させる。Step.1では、まちづくりの観点に立ち、対象地域の特質や問題点を把握、分析させ、当該地域の課題やあるべき方向を明確化させる。Step.2では、Step.1の方針に沿って、具体的な施設の提案を行う。これらを通じ、地域の課題の把握から、計画、設計に至る一連の流れを修得させる。

前期

   テーマ:「タウンウォッチング&プロポーザル」

 Step.1:「タウンウォッチング」

  小山市等の市全域、あるいはその特定地域を対象に、「まち」を観察し(ウォッチング)、各種調査を行い(リサー      チ)、当該市町村やその地域地区が抱える問題点や、特徴、特質、あるいはよい点等を分析する。

  (1) ウォッチング対象市町村の決定。     ・・・・1週

    (2) プレ調査    ・・・・1週

(3) ウォッチング内容、方法の選定、検討、決定   ・・・・1週

(4)「タウンウォッチング」開始。    ・・・・5週

(前期中間試験)

(5)「タウンウォッチング」の成果物の作成、提出   ・・・・6週

(前期末試験)

後期

 Step.2:「プロポーザル」

  前期の課題である、Step.1の「タウンウォッチング」の結果に基に、小山市やその地域地区が、今後どのよう「まち」     になっていくのかを考えるとともに、今後の「まち」のあり方も考え、提案(プロポーザル)を行う。そして、具体的な施     設として計画(プランニング)を行い、設計(デザイン)し、提出する。

(1) 今後の「まち」のあり方の検討と共に施設的提案。・・・・4週

(2) 提案施設の計画、設計。  ・・・・10週

(学年末試験)

評価方法

評価は各課題と各課題提出状況により行う。

教科書

特に無し

参考書

建築関連の各種雑誌。

学生への

メッセ-ジ

本設計は単なる建物の設計ではなく、実際の地域・地区を対象に、それらが内包する問題やよい点を色々な切り口から掘り起こし、「まちづくり」を視点にした地域計画を各自がそれぞれ考え、提案するものである。

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