「結婚式の出来る家」コンペで「最優秀賞」 2005.06.08.
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一般的な住宅設計競技に建築の学生は参加します。自由応募ですので、自分の時間をうまくつくって作業にとりかかり、設計課題に対する議論を友達と語りながら、企画し模型をつくって図面をつくって応募するわけです。
本年度のはじめに見つけたコンペで、有限会社 家・スタイル主催のコンペとして、「結婚式の出来る家」という住宅設計コンペがあり、当学科の本科生・専攻科生が参加しました。
このコンペにおいて、当科の専攻科2年生「大橋文彦」君と「桜井隆行」君が「最優秀賞」を受賞しました。
主催:
有限会社 家・スタイル(千葉県船橋市)概要:
主催の開発分譲するモデルルームの実施設計案の募集。「マイタウンウェディング」をテーマ楽しい街づくりの起案となる。自分の街でハウスウェディングが出来る街の景観とそこで展開される新しいライフスタイルを提案する。応募:
資格は日本国内の設計・デザイン活動を行っている者、またはそれらを専攻している学生として、建築士などの資格を問わない。(つまり、プロも参加するコンペ)賞 :最優秀賞1点50万円
詳細な募集要項はこちらにあります↓
以下、表彰等について
○結婚式の出来る家
最優秀賞:SA2大橋文彦・桜井隆行プロも参加する一般のコンペです。応募総数は150点ほど集まったそうです。これの1等賞を獲得するのは本当の本物です!さらに、このコンペでは1等賞を獲ると、実施設計となります。学生の内に実際の建築設計に携わるのは非常に貴重な体験です。
大橋文彦君、彼は昨年度のデザコン2004でも、最優秀賞を受賞し建築家・妹島和世氏からも評価を得ています(こちらのページを参照)。その他にも数々の出展や受賞をもっており活動的な男です。現在も、このコンペの実施設計の納期がせっぱ詰まる中、別のコンペ提出にも携わり、いわゆる物件をいくつも抱え日々の生活を送っております(ヒゲが伸び放題です)。桜井隆行君においても、県内学生研究発表会への参加や市のデザインコンペ受賞もあります。この二人がタッグを組んで取り組んだ「結婚式の出来る家」ですから、受賞も、ま、ありえる話であったわけですかね?
受賞して獲得した50万円が日常生活費で消えずに思い切って有意義なマネーライフを送ってもらえたらいいと思います。ですが、実施設計をこれから行っていくわけですから、そういった材料費やなんやらでいつの間にか消えてしまいそう。後輩達に模型づくりを手伝ってもらって晩飯をおごったりとか。。。
6月5日(日)に行われた表彰式では、受賞パーティーも開かれ、様々な方々と語らい非常に有意義な時間を過ごしたようです。こういった外部の方、しかもプロの方々とのコミニュケーションが彼らの知識となり技術となり活かされているのではないでしょうか?
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6/5(日)の表彰式で頂いた賞状![]()
表彰式の様子(表彰式での作品発表)
主催者となった「有限会社 家・スタイル」
http://www.iestyle.jp
小山高専建築学科の玄関はいってすぐに受賞の作品パネルが展示されています。お近くにお寄りの際は是非、ご覧下さい。