実験番号10 

「オキシドール中の過酸化水素の定量」

(テキストp70〜p72)


目的:市販のオキシドール中に含まれている過酸化水素を、
0.02mol/L過マンガン酸カリウム標準液で滴定し、その含有率を求める。


実験のポイント
過マンガン酸カリウム滴定時の過酸化水素の性質」



Key words:酸化還元反応、酸化還元滴定、酸化剤、還元剤、過マンガン酸カリウム滴定






実験を行う上で観察して欲しいところや注意事項
@ 濃硫酸は必ずドラフト内で、保護メガネを着用して扱って下さい。危険です!!!
A 過マンガン酸カリウム溶液の保存には、何故褐色瓶が使用されるのか考えましょう。
B 色の変化を見やすくするために、白い紙をひいて滴定を行いましょう。
C 他の人との滴定量の違いを無くすにはどうすればよいでしょうか。



レポートを書く上で必ず調べて欲しい事項
@ オキシドールの原液に含まれる含有量(or %)と自分の得たデータと比較してみましょう。
もし違っていたら、その原因について考えてみましょう
A 過酸化水素水を採取するときの注意点について調べてみましょう。
B 過酸化水素の還元剤として働きについて調べてみましょう。
C 過酸化水素の酸化剤として働きについて調べてみましょう。
D 今回の滴定では、色の変化の反応速度に違いがあらわれます。
それはどのような理由によるものか考えてみましょう。



その他の問題 (図書館などで調べてみましょう)
@ 過マンガン酸カリウムを用いた実際の分析試験法について調べてみましょう。



Q&A(過去のレポートより)
Q1:酸化還元反応が良くわかりません。

A1:実験テキストより、チャート式などの参考書を読んでみてください。




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