実験番号13 

「硫酸鉄(II)中の鉄の定量」

(テキストp82〜p83)


目的:1/60 mol/L 二クロム酸カリウム標準液を用いて、
硫酸鉄(II)中の鉄の含有率を求める。また、試料の純度を求める。


実験のポイント
二クロム酸カリウムによる酸化還元反応の原理の把握



Key words:酸化還元反応、酸化還元滴定、酸化剤、還元剤、
二クロム酸カリウム滴定、酸化還元指示薬





実験を行う上で観察して欲しいところや注意事項
@ 何故、指示薬が必要なのか考えましょう。
A クロムの廃水の取り扱いに十分注意して下さい。
必ずポリタンクに回収しましょう!



レポートを書く上で必ず調べて欲しい事項
@ 理論値を計算し、自分の得たデータと比較してみましょう。
もし違っていたら、その原因について考えてみましょう。
A ジフェニルアミンスルホン酸ナトリウムはどのような性質を持つ試薬か調べましょう。
B 硫酸鉄(II)水溶液が加水分解するとどうなるか反応式で考えてみましょう。
C 操作フローチャートで硫酸を加える理由を反応式で考えてみましょう。
D 操作フローチャートでリン酸を加える理由を反応式で考えてみましょう。



その他の問題 (図書館などで調べてみましょう)
@ ジフェニルアミンスルホン酸ナトリウムが示す色(緑色、赤紫色)は、
それぞれクロムのどのようなイオン状態を示しているか調べてみましょう。



Q&A(過去のレポートより)
Q1:酸化還元反応が良くわかりません。

A1:実験テキストより、チャート式などの参考書を読んでみてください。




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